米倉涼子、「新聞記者」地味な闘うヒロインで新境地 綾野剛はオファーを即決
2021年11月10日 18:30

Netflixの作品ラインナップを一挙に発表する「Netflix Festival Japan 2021」が11月10日、都内で開催され、Netflixオリジナルシリーズ「新聞記者」から米倉涼子、綾野剛、藤井道人監督が登壇。“新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じた米倉は、今まで演じてきたような強いヒロイン像とは異なることを明かし、「新しい役をいただけたと感謝しています。地味な闘うヒロインです」と新境地に自信をのぞかせた。
19年6月に劇場公開され、大きな話題を呼んだ映画「新聞記者」のキャストを一新し、新たな物語として全6話で製作する。
米倉は「東京新聞さんに伺って、かなり長い時間いろんなフロアを紹介していただいて、どんな気持ちでお仕事をしているのか取材させていただいた」と役作りについて明かし、「最初は強いキャラクターを作っていこうと思っていたのですが、官房長官を攻め立てるシーンで、監督から『ちょっと違う』みたいになって。ある方に取材しに行くときも絶対に聞いてやるって気持ちを出して圧力で行こうと思ったら、(監督から)『違うんです。もっと声も小さく』って言われて、私の構想はすべてぶち壊されたんです。でも新しい役、姿をいただけたなと思って感謝しています」と語った。

綾野は「信頼している藤井監督からのオファーということで、断る理由がまずなかった。主演が米倉さんと聞いてぜひご一緒したかったので、即決でお受けいたしました」と振り返る。藤井監督は「映画『新聞記者』で培ったことにとらわれることなく、ゼロから納得いく作品ができました。全世界でどう見てもらえるのか楽しみです」と手ごたえをにじませていた。
Netflixオリジナルシリーズ「新聞記者」は、22年1月13日より全世界同時独占配信。
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