なぜか牧師に絡まれ、暴行されるトム・ホランド 新感覚SF「カオス・ウォーキング」冒頭映像
2021年11月10日 19:00
トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンが豪華共演を果たした「カオス・ウォーキング」の冒頭映像が披露された。
本作は、ガーディアン賞を受賞した作家パトリック・ネスによる傑作SF小説シリーズの第1作「心のナイフ 混沌(カオス)の叫び1」(訳:金原瑞人、樋渡正人/東京創元社刊)を映画化。西暦2257年、汚染した地球を逃れた人類にとっての新天地を舞台に、地球からやってきたヴァイオラ(リドリー)と、「ニュー・ワールド」で生まれたもっとも若い青年トッド(ホランド)の逃避行が、壮大なスケールで描き出される。
冒頭映像は、本作の重要な事象でありキーワードとなる「ノイズ」の説明から始まり、主人公のトッド・ヒューイット(ホランド)の姿が映し出される。愛犬マンチーを引き連れ、森の中を一人で散策するトッドだが、その思考は“ノイズ”として外部に漏れだしている。
森林で孤独を満喫していると、アーロン牧師(デビッド・オイェロウォ)が現れ、トッドに対してノイズを使って絡んでくる。無視を決め込んで自らのノイズ放出を抑えようとするトッドだが、やがて2人は不穏な空気に。アーロン牧師から「ノイズを隠すな」と詰められたトッドは、思い切り殴り飛ばされてしまう。なぜトッドは変に絡まれ、かつ、やり返そうとしないのか。SFならではの壮大なスケールと先の展開にも期待がかかる映像となっている。
「カオス・ウォーキング」は11月12日から公開。
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