ティーンサスペンス映画「クルーエル・インテンションズ」がリブート
2021年10月20日 21:00
ライアン・フィリップ、サラ・ミシェル・ゲラー、リース・ウィザースプーンが共演した1999年のヒット映画「クルーエル・インテンションズ」が、ドラマシリーズとしてリブートされることがわかった。米アマゾン傘下の無料ストリーミングサービス、IMDb TVで配信される。
コデルロス・ド・ラクロの小説「危険な関係」をロジャー・カンブル監督が映画化した「クルーエル・インテンションズ」は、米マンハッタンの豪邸に暮らし名門高校に通う義理の姉弟、キャスリン(ゲラー)とセバスチャン(フィリップ)が真面目な少女アネット(ウィザースプーン)を巻き込み残酷な恋愛ゲームに興じるサスペンスだ。
米Deadlineによれば、ドラマシリーズ版は映画版を現代的にアップデートし、今度はワシントンが舞台になるようだ。ある名門大学の学生社交クラブで壮絶ないじめ事件が起こり、生徒たちに動揺が広がるなか冷酷な義理の姉弟は自分たちの地位や名声を守るために、米副大統領の娘を誘惑する。
ドラマシリーズ版はフィービー・フィッシャーと「ゴシップガール」のサラ・グッドマンがパイロット版の脚本を執筆しており、映画から引き続きニール・H・モリッツが制作総指揮を手がける。フィッシャーとグッドマンは、大ヒットティーンホラー「ラストサマー」をアマゾンがドラマ化した新作でもコラボレートしている。
映画版「クルーエル・インテンションズ」は、第1作の前章となる「クルーエル・インテンションズ2」(2000)と、2作とは異なるキャラクターが登場する「クルーエル・インテンションズ3」(04)が製作された。また、映画版のカンブルが監督と脚本を務め、主演のゲラーが同じ役で復帰した続編テレビ映画(16)がNBCで放送された。