「ブラックパンサー」出演女優ドロシー・スティールさん死去 享年95
2021年10月19日 22:00
大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」(2018)に出演した女優のドロシー・スティールさんが、10月15日(現地時間)、米ミシガン・デトロイトの自宅にて老衰で亡くなった。95歳だった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
スティールさんのエージェントを務めるシンディ・バトラー氏は同日朝、Facebookを通じてスティールさんの死を報告。「ドロシーさん、素晴らしい冒険の旅路をあなたとともに歩む機会を与えてくれて、本当にありがとう」と愛を込めてメッセージを送ると同時に、「ドロシーさんに仕事をオファーしてくれたキャスティング・ディレクターの方々、そして彼女を愛してくれた世界中の皆さんに、心から感謝します」と綴っている。
スティールさんは、1926年ミシガン生まれ。88歳にして女優デビューを果たした。テレビシリーズ「The Trouble With Going Somewhere(原題)」(13~)やテレビ映画「Merry Christmas, Baby(原題)」(16)、天才子役スターリング・ジェリンズ主演のヒューマンドラマ「Daisy Winters(原題)」(17)などに端役で出演したのち、故チャドウィック・ボーズマンさん主演の大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」(ライアン・クーグラー監督)で、物語の舞台となる超文明国ワカンダの貿易や衣服、工芸品の製造を担うマーチャント族の長老役を演じた。
同作のプロモーションの一環として行われたインタビューで、スティールさんは「この歳でコミック原作映画に出るなんてあり得ない」と最初はオファーを断っていたことを明かし、「でもエージェントが頑固でね。『ドロシーさん、あなたなら絶対に出来る』って譲らなかったの。この映画に出演できたのは、彼女のおかげだと感謝しています」と語っていた。
スティールさんはその後も、米バウンスTVのオリジナルドラマシリーズ「Saints & Sinners(原題)」で準レギュラーを務めるかたわら、平均年齢72歳のチアリーディングチームの奮闘を描いたダイアン・キートン主演のハートフルドラマ「チア・アップ!」(19)などの映画にも出演。村の長老役で出演した大ヒット作「ジュマンジ ネクスト・レベル」(19)が遺作となった。
バトラー氏は、Facebookに寄せたメッセージを「ドロシーさんからの指示に従い、葬儀の詳細と献花の送り先は、このページで追ってお伝えします。最後の最後まで仕切り屋だったけれど、それこそが私の愛したドロシーさん……ワカンダ・フォーエバー!」と締めくくった。
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