アンソニー・ホプキンス、「ファーザー」のフロリアン・ゼレール監督新作に出演
2021年10月18日 13:00

「ファーザー」で米アカデミー主演男優賞を受賞した名優アンソニー・ホプキンスが、同作のフロリアン・ゼレール監督による長編第2作「The Son(原題)」に出演していることがわかった。
劇作家であるゼレールが自らの同名舞台を映画化する「The Son(原題)」は、ヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、バネッサ・カービー、そして大規模なオーディションの末に抜てきされたオーストラリアの若手俳優ゼン・マクグラスが共演。新しいパートナーのエマ(カービー)と子どもと暮らしていたピーター(ジャックマン)のもとを、元妻ケイト(ダーン)がティーンエイジャーの息子ニコラス(マクグラス)を連れて訪れる。学校に行かず、心を閉ざして怒りを持て余しているニコラスを助けようとピーターが奮闘するうち、新しい家族の生活は破綻し始めるというストーリーだ。
ゼレールと「ファーザー」「危険な関係」のオスカー脚本家クリストファー・ハンプトンが共同で脚色。「英国王のスピーチ」でオスカーを受賞したイアン・カニングとエミール・シャーマン、ジョアンナ・ローリー、「ファーザー」のクリストフ・スパドーネ、ゼレールがプロデュースし、撮影はニューヨーク、フランス、ロンドンで行われ、すでにクランクアップしている。
米Deadlineによれば、ゼレールは「ファーザー」を一緒に創り上げたホプキンスなしに、新しい映画を作ることはできなかったと語り、「真っ先に彼に「The Son(原題)」の脚本を見せた。彼に演じて欲しくて当て書きしたキャラクターがあったから。この新しい物語を伝えるために彼の協力を得られたことはとても光栄だったし、心からの喜びと感動を覚えた」と明かしている。
ゼレールの長編初監督作「ファーザー」は、舞台「Le Pere 父」を基に老いによる喪失と親子の揺れる絆を認知症の父親の視点から描き出し、ホプキンスが「羊たちの沈黙」以来2度目のアカデミー主演男優賞を受賞。ゼレールとハンプトンがオスカー脚色賞を受賞した。
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