志田彩良、舞台挨拶欠席の今泉力哉監督の思いを代弁 井浦新は手紙を代読
2021年10月17日 08:00

女優の志田彩良が10月16日、東京・テアトル新宿で行われた主演映画「かそけきサンカヨウ」の舞台挨拶に、共演の井浦新、鈴鹿央士、菊池亜希子とともに出席した。メガホンをとった今泉力哉監督は、体調不良のため欠席した。
人気作家・窪美澄氏の短編集「水やりはいつも深夜だけど」に所収された同名小説を映画化。芸能事務所・テンカラットの設立25周年企画の第2弾として製作され、家庭環境の影響で早く大人にならざるを得なかった高校生・国木田陽の葛藤と成長を描く。今泉監督とは「パンとバスと2度目のハツコイ」「mellow」に続き3度目のタッグとなった志田が陽を演じ、井浦が父・直に扮している。
志田は、これまで家事は母親任せだったそうで「恥ずかしながら、1回も洗濯機を自分で回したことがなくて……。このままでは家事の出来る子には見えないだろうなと思って、撮影前が自粛期間中だったので『今日から家族分の洗濯や食事の準備などをやります』と母に言って、いちから教えてもらい、家族全員分の炊事洗濯をしていました」と告白。本編で水餃子を作るシーンにも触れ、「撮影の前日に、家で水餃子を100個作ったりしました。今でもたまに家事はしていて、なるべく自炊するようにしています」と微笑みを浮かべていた。
この日は、原作者の窪氏から手紙が届けられ、「『普通の家族』から、どんなに遠くても間違ってはいない、というメッセージを丁寧に、丁寧に、描いていただきました」と綴られていた。これには志田も「嬉しいです。グッときました」と笑顔をのぞかせ、井浦も「窪さんがどう感じてくださっているのか気になっていたので、それが知れて嬉しいです」と安堵の面持ちだった。
さらに、この日の来場がかなわなかった今泉監督からの手紙を井浦が代読。「観客の皆さまの顔を見たくて、正直、多少無理をしてでも登壇しようと思ったのですが、映画『かそけきサンカヨウ』に出てくる大人たちはみんな正直で、強がらずに生きています。ここで無理をすることこそ、この映画のメッセージに反しているのかな、なんて考え、きちんと休もう、みんなに甘えようと決めました。きっと映画の中の登場人物は『休むことが悪いことだなんて思わない』と言ってくれるだろうなと思いました。私が休んでいることも、いま一生懸命に生きている人たちへの何かしらのメッセージになれば幸いです。皆さんも辛くなったら休むこと、忘れずにいてくださいね」。
志田は、「ここ数年で世の中が変化して、心が疲れてしまった方もいると思うんですが、この作品が逃げ場だったり、救いになってくれたらいいなと思います」と客席へメッセージ。そして、「今泉監督がいつも舞台挨拶などで言っている言葉ですが、観てくれた方の感想とか直接的な言葉というのがとても大切なので、ぜひ、今日観ていただいた感想などを素直にSNSなどで広めていただけたら嬉しいですし、身近な方には直接この作品のことを薦めていただけたら嬉しいです」とアピールに努めていた。
(C)2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
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