不安を抱える人間でも、こんなに愛される――ベン・プラットが語る「ディア・エヴァン・ハンセン」の魅力
2021年10月15日 16:00
「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」の製作陣が、傑作ミュージカルを映画化する「ディア・エヴァン・ハンセン」の特別映像が公開された。主演のベン・プラットが、この作品と初めて出合ったときに感じたことや本作への思いを語っている。
本作のもととなった同名ブロードウェイの人気ミュージカルは、第71回トニー賞で6部門(作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、楽曲賞、編曲賞)を制覇し、第60回グラミー賞(最優秀ミュージカルアルバム賞)、第45回エミー賞(デイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞)を獲得。孤独な青年エヴァンが、1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、本当の自分に気付いていく姿を描き出す。
映画化にあたり、主演をミュージカル版と同じくプラットが務め、ケイトリン・デバー、ジュリアン・ムーア、エイミー・アダムスが共演。スティーブン・チョボスキー監督(「ウォールフラワー」「ワンダー 君は太陽」)が監督を務めた。
このほど公開された映像では、プラットが「何年にもわたって彼を理解し、彼と一体化し、身体的、感情的、音声的に彼を表現することができたから、エヴァンは僕にとってすごく特別な存在だったし、第2の人格のようだった」「多くの人がエヴァンに共感するのを見て安心した。不安を抱える人間でも、こんなに愛され、繋がれる。人と違う自分を受け入れる勇気が出た」と胸の内を明かし、映画化について「舞台を見に来られない世界中の人にも見てもらえる。すごく嬉しい」と語った。
また、ムーアは共演したプラットについて「ブロードウェイでのベンは独創的で生き生きしていた」と回想し、アダムスは、「キャラクターへの愛を映画でもぶつけていた」と絶賛している。
「ディア・エヴァン・ハンセン」は、11月26日から全国公開。なお同作は、第34回東京国際映画祭(10月30日~11月8日開催)のクロージング作品として上映される。
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