悪名高き収容所の差し入れ事情とは? 「モーリタニアン 黒塗りの記録」本編映像
2021年10月9日 12:00

ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバーバッチが共演する「モーリタニアン 黒塗りの記録」の本編映像の一部が披露された。悪名高きグアンタナモ収容所の差し入れ事情が明らかになるシーンを収めている。
モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を題材に、グアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の青年モハメドゥと、彼を救うべく奔走する弁護士たちの姿を描く。
披露されたのは、グアンタナモ収容所に拘禁されているモハメドゥ(タヒール・ラヒム)のもとにナンシー弁護士(フォスター)が向かうシーン。バスでグアンタナモ基地を訪れたナンシー弁護士の姿が映り、軍人から「差し入れを買うならここでどうぞ」とアナウンスされる。
バスの窓に映るのは、世界的に有名なファストフードチェーンのマスコットに似ている“彼”。商品を購入したナンシー一行を乗せたバスは、ついにグアンタナモ基地内の収容所に入っていく。
そのファストフードチェーンは本当にグアンタナモ基地内にあり、キューバでありながら基地はアメリカ領なので、国内店という扱いになる。現地の人が買いたくても簡単に入れるところではなく、購入者は基地の関係者のみ。ハンバーガーはフィッシュバーガーだけとなっている。
モハメドゥ本人は「映画では初回になっていたけど実際には、ナンシーは面会の度に色々と差し入れをしてくれていた。フィッシュバーガーも何度かあって食べたよ!」と話している。ちなみに、権利関係の問題で劇中ではファストフードチェーンの名前とロゴは出てこないが、本作のメガホンをとった監督の名はケビン・マクドナルドである。
「モーリタニアン 黒塗りの記録」10月29日から全国公開。
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