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第22回東京フィルメックス コンペ10作品、新設部門「メイド・イン・ジャパン」など新プログラムディレクターが発表

2021年10月6日 18:30

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コンペティション部門には8カ国から10作品が選出された
コンペティション部門には8カ国から10作品が選出された
(c) IKKI_KOBAYASHI&TOKYO_FILMeX

第22回東京フィルメックスのラインナップ発表会が10月6日に行われ、新プログラム・ディレクターに就任した神谷直希氏がオンラインで上映作品を紹介した。長年同映画祭プログラムディレクターを務め、今年、東京国際映画祭のプログラミング・ディレクターに就任した市山尚三氏の後任として「かつて東京フィルメックスのスタッフとしても関わり、この映画祭が築いてきた良い部分を継承していくべきと感じていた。また、アジア拠点の映画祭として、アジアの作品を中心に取り上げることも引き続き継承していきたい」と話した。

今年は10月30日~11月7日という会期で、昨年同様、第34回東京国際映画祭(10月30日~11月8日)とほぼ同時期に開催される。「今年のラインアップについては、パンデミックの状況を鑑みつつ、できることはやり尽くした。東京国際映画祭でアジアの作品を上映する『アジアの未来』部門はプレミア重視。棲み分け、共存は可能」だという認識を述べた。

映画祭は「東京フィルメックス・コンペティション」「特別招待作品」「メイド・イン・ジャパン部門」「プレ・オンライン配信」を軸とし、コンペティション部門には、ジョージア、イスラエル、レバノン、インドネシア、タイ、カンボジア、中国、日本の8カ国から10作品が選出された。オープニング作品は、第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した濱口竜介監督の「偶然と想像」、クロージング作品は、ジョアナ・ハジトゥーマカリル・ジョレイジュ監督による「メモリー・ボックス」。

また、今年は公開が待機している日本映画の中から選りすぐりの作品を紹介する「メイド・イン・ジャパン部門」が新設され、杉田協士監督「春原さんのうた」、山内ケンジ監督「夜明けの夫婦」、5名の監督によるよるオムニバス「MADE IN YAMATO」、金子雅和監督「リング・ワンダリング」が上映される。

開催前の10月23日からは今年のフィルメックス・コンペティションに選出されている3名の監督のフィルメックスで過去紹介された作品を鑑賞できる「プレ・オンライン配信」を実施。また、映画祭閉会後からは期間限定で、今年のラインアップ作品を鑑賞できる「オンライン上映会」も予定されている。

期間中には、NPO法人独立映画鍋との共催によるオンラインシンポジウム「映画と労働2 世界の撮影現場とハラスメント対策」も企画。各国の製作現場におけるより具体的かつ新しい労働環境の改善策、およびハラスメント対策について、国内外のゲストを招き議論を展開し映画の安全な撮影現場を作る方法を探る。

第22回東京フィルメックスは10月30日~11月7日、有楽町朝日ホール(メイン会場)とヒューマントラストシネマ有楽町(レイトショー会場)で開催予定。

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