ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット13年ぶり共演作をアップルが獲得
2021年10月5日 13:00
「スパイダーマン」シリーズのジョン・ワッツが監督、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが13年ぶりに共演する新作映画を、米アップル・スタジオが獲得したと米Deadlineが報じた。劇場公開と配信でのリリースとなる。
タイトル未定の新作は、ワッツ監督が自ら脚本を執筆し、監督とプロデューサーを兼ねるほか、主演のクルーニーとピットもそれぞれの製作会社を通じてプロデュースする。プロットなどの詳細は不明だが、偶然にも同じ仕事を請け負った一匹狼のフィクサーふたりが、お互いを出し抜こうとしのぎを削るさまを描くサスペンスコメディになるようだ。
「オーシャンズ11」シリーズで名コンビぶりを見せてきたハリウッドの2大スター、クルーニーとピットが、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟による2008年の犯罪コメディ「バーン・アフター・リーディング」以来13年ぶりに共演を果たすとあって、メジャースタジオ各社が争奪戦を繰り広げていたが、アップルが配給権を奪取した。
クルーニーは、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで作家のJ・R・モーリンガーが発表した自叙伝を映画化する新作「The Tender Bar(原題)」で監督を務めている。米アマゾンが配給、ベン・アフレックが主演する同作は、10月6日に開幕するロンドン映画祭でお披露目される。ピットは、「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」のデイミアン・チャゼルが監督する米パラマウント・ピクチャーズの新作「Babylon(原題)」を撮影中で、マーゴット・ロビー、オリビア・ワイルド、トビー・マグワイア、キャサリン・ウォーターストンと共演している。