佐藤健、羽交い絞め&泥水浸けで絶叫 衝撃シーンの舞台裏収めたメイキング映像
2021年9月24日 08:00
中山七里の小説を映画化した「護られなかった者たちへ」のメイキング映像(https://youtu.be/srqNPx3cESI)が披露された。佐藤健演じる主人公が、泥水に浸かりながら絶叫するシーンの裏側を収めている。
本作は、東日本大震災から10年が経った宮城・仙台で発生した連続殺人事件の容疑者となった利根泰久(佐藤)と、彼を追う刑事・笘篠(阿部寛)の姿から、日本社会が抱える格差の実態を浮き彫りにする。
披露されたのは、震災後の避難所で、利根がほかの被災者とトラブルになり、地面に押さえつけられる場面のメイキング映像。「不器用で、熱くなったら止められない」と佐藤自身も語る、“利根泰久”という人物のエネルギーが高まった瞬間の1シーンだ。
特報や予告映像でも注目されていたこのシーンの撮影は、一連の動きを入念にチェックして挑むなど、現場でも慎重に撮影された。撮影合間には、共演の波岡一喜と笑顔で談笑する様子も見せる佐藤だが、カメラが回った瞬間、感情があふれ出る利根となり、変化に驚かされる。
グラウンドにできた泥の水たまりを見て「遠慮せず、僕の顔を泥水に全力で突っ込んでください」と共演者に告げるなど、積極的にこのシーンの作り込みを行った佐藤の熱情も伝わる場面となっている。
「護られなかった者たちへ」は10月1日から全国公開。