河北麻友子&LiLiCo、ティモシー・シャラメの魅力を熱弁「妖艶なパワーを持っている新たなスター」
2021年9月21日 15:00
「ブレードランナー2049」「メッセージ」で知られるドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンをとった「DUNE デューン 砂の惑星」の試写会イベントが9月20日、都内で開催され、ゲストとして河北麻友子とLiLiCoが登壇。主人公を演じたティモシー・シャラメの魅力を語り尽くした。
フランク・ハーバートのSF小説を映画化した本作は、砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、“未来が視える”能力を持つ青年ポール・アトレイデス(シャラメ)の運命、宇宙世界の混迷が描かれる。
観客と共に鑑賞したばかりだという河北は「興奮が冷めないままです。どうやって撮ったんだろうっていう壮大なスケール感の映像とハラハラドキドキする展開の連続、そして何よりポール演じるティモシーがかっこいい!」と楽しんだ様子。
LiLiCoは「『スター・ウォーズ』シリーズの原点になる作品だから、フォースや乗り物とかモチーフになったのかな?っていうものを探すのが楽しすぎた。主人公のポールが選ばれし子であるとか、ステラン・スカルスガルド(演じるハルコンネン男爵)なんてジャバ・ザ・ハットでしょ? 70年代から映画界を引っ張ってきた作品の原点になる作品だから、まず『スター・ウォーズ』ファンはこれを観ないといけないですよ!」と、原作に触れつつ本作をアピールした。
ポールを演じたシャラメは、若くしてすでにクリストファー・ノーランやウェス・アンダーソン、ルカ・グァダニーノやグレタ・ガーウィグといった監督たちと仕事を共にし、「君の名前で僕を呼んで」では最優秀主演男優賞にノミネートされた実力の持ち主。レッドカーペットやセレモニーでは基本的にスタイリストをつけず、自分でスタイリングしているというファッションでも注目を集めている。
これまでシャラメのさまざまな出演作を観てきたというLiLiCoは「普通の青年から『DUNE デューン 砂の惑星』のポールのようなファイターまで、毎回『こんな役もできるんだ!』と驚かせられます。本当に目が印象的な俳優さんで、多くの有名監督が彼と仕事をしたがるのは納得です。今までにいなかった妖艶なパワーを持っている新たなスターですね」、河北も「可能性をたくさん秘めた俳優さんなんだなと思います。『DUNE デューン 砂の惑星』の熱演も、目が釘付けになってしまいました」と、その実力に魅せられていた。
イベントの最後には、シャラメ本人からのビデオメッセージが流れるというサプライズがあり、メッセージと共に指でハートを作る「キュンです」ポーズを披露したシャラメに、河北とLiLiCoは「かわいい!」とときめいていた。
「DUNE デューン 砂の惑星」は10月15日から公開。