小松菜奈、久しぶりの有観客イベントに「ソワソワ」 緊張で昨夜は眠れず
2021年9月10日 19:30

吉本ばなな氏の短編小説を映画化した「ムーンライト・シャドウ」が9月10日、全国73スクリーンで封切り。東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶が行われ、初の長編映画単独主演を果たした小松菜奈、共演する宮沢氷魚と臼田あさ美が登壇した。
原作は、吉本氏が「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る、1988年に刊行された「キッチン」(新潮社刊)に収録された短編小説。愛する人を亡くしたさつき(小松)が、満月の夜の終わりに死者と再会できるという「月影現象」を通して、悲しみを乗り越えようとする姿を描く。以前から原作のファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督がメガホンをとった。

挨拶に立った小松は、有観客でのイベント出席が久しぶりだといい「ソワソワしちゃって、昨日はあまり眠れなかった」と告白。先日開催された完成披露イベントは、報道陣のみの来場だっただけに「こうしてお客さまがいるのを見ると、リラックスしてお話できる」と笑顔を見せ、「この作品もそうですし、他の作品もコロナ禍を戦い、試行錯誤しながら魂込めて作られている。そんな作品を見たいと思ってくださる皆さんがいるのが、大きな励みです」と客席に感謝を示した。


願いがかなう神秘の現象にちなみ、「どんな願いをかなえたいか?」と問われると、小松は「ネコが飼いたい」と即答。本作でもネコとの共演があり「本当に癒されます、天使じゃないですか」と頬を緩めたが、撮影中にネコが自身よりもネコ用のエサに夢中だったことも明かし「CIAOちゅ~るになりたい」と珍回答も飛び出した。
この日、宮沢のもとには来日が実現しなかったヨウ監督から「応援している」とLINEが届いたそうで、「去年の12月に撮影した作品を、季節を越えて、皆さんに届けられるのがうれしい」と喜びの声。さつきの前に現れる不思議な女性・麗(うらら)を演じる臼田が「わたしの方がずいぶん年上ですけど、頼りになると思いました」と小松の座長ぶりを絶賛すると、小松も「いえ、あさ美さんがいてくれたから。すごく心強い先輩です」と感謝していた。
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