「フリー・ガイ」ライアン・レイノルズが主人公に込めた“デッドプール”要素
2021年8月20日 14:00

ゲームの世界を舞台にした「フリー・ガイ」(公開中)で、主人公のガイを演じたライアン・レイノルズ。「デッドプール」で知られるレイノルズは、ガイのキャラクターに、型破りな“無責任ヒーロー”デッドプールにも共通するある要素を込めていたと明かした。
何でもアリなオンライン・ゲーム「フリー・シティ」に暮らすモブキャラのガイは、いい人だがこれといった特徴はない地味で平凡な男。毎朝起床すると、同じストックが大量にあるいつもの青いシャツとベージュのパンツに着替え、いつものカフェに寄り道して、職場の銀行に出勤。そして、現実世界で人間が操作する銀行強盗に襲われるルーティンを毎日繰り返すゲームキャラクターだ。
一方、レイノルズの代表作のひとつ「デッドプール」で演じたデッドプールは、自己中心的で無責任、やりたい放題で大暴れする過激なヒーロー。ガイとデッドプールのキャラクターは一見正反対に思えるが、レイノルズは「デッドプールは下品なユーモアがあって少しシニカルで、楽することばかり考えているわけだけど、子どもみたいなところがある。ガイにも、そういった無邪気で純粋なところがある。実はこの2人のキャラクターは、皆から見えている以上に近いところもあるんだ」と、ガイに“デッドプールらしさ”も一部込めていたことを打ち明ける。
その理由については、「子どものような視点で物事を見るキャラクターだと、いろんな状況に遭遇したときにいろんな展開を生み出せる。無邪気で純粋だと、どんなことだって起こり得るからね。それと、同じ毎日を過ごす純粋なガイだけど、モロトフ・ガールと出会ったことをきっかけに成長していく。その変化に多くの人が共感できるんじゃないかな」と、デッドプールも持つ“純粋さ”があることで、ガイのキャラクターがより魅力的になっていることを打ち明けた。
モロトフ・ガールと出会ったガイは、新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して独自に行動開始。これまでは同じ毎日を過ごしていた彼だが、持ち前の“いい人パワー”を発揮し人助けを行い、ゲームの世界はもちろん、現実世界にも影響を及ぼすような活躍を見せていく。
劇中では「デッドプール」らしい“型破りな演出”を想起させるような禁断のビッグ・サプライズも込められており、そんな部分でも“デップーらしさ”を受け継いでいるようだ。

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