古川琴音初主演作、認知症の祖父と2人で暮らす美大生の1年間を描いた短編「春」10月1日公開
2021年8月14日 08:00

CMディレクターとして活躍する大森歩監督の実体験を基にし、「泣く子はいねぇが」「街の上で」などで注目を集める古川琴音が初主演する短編作品「春」が、大森歩監督の新作「リッちゃん、健ちゃんの夏。」と同時上映される。
認知症の祖父と2人で暮らす美大生の1年間の心情を繊細かつリアルに描き、京都国際映画祭2018クリエイターズ・ファクトリー最優秀賞など数々の賞を受賞した。祖父の家に居候しながら美大に通うアミは、満州に行ったことをいつも自慢気に話す祖父にうんざりしていた。アニメオタクの同級生・橋本が我が道を行く一方で、アミは自分の描きたいものを描けない課題に苦戦し、自信を失っていく。家では認知症の進む祖父にイライラを募らせるアミだったが、初めて聞く祖父の話に心を動かされる。
20年間劇団東京ヴォードヴィルショーの中心メンバーとして活躍し、舞台を中心に活動をしている花王おさむが祖父を、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」で被曝ピアノを演奏した加藤才紀子がアミのアニメオタクの同級生・橋本を演じている。
このほど公開された特報映像では、若いアミが認知症が進む祖父と関係でイラついてしまう、というリアルな感情も逃げずに描かれているのが確認できる。
「春」は、10月1日からアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
(C)AOI Pro.
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