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「ザ・スーサイド・スクワッド」ジェームズ・ガン監督へ ワーナーがラブコール

2021年8月10日 18:00

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ジェームズ・ガン監督
ジェームズ・ガン監督
Photo by Kevin Winter/Getty Images

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」でメガホンをとったジェームズ・ガン監督に、同作を配給するワーナー・ブラザースが今後のDC映画を任せたいとラブコールを送っていることが明らかになった。

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は、DCコミックスの悪党たちが戦う姿を描いた2016年の「スーサイド・スクワッド」(デビッド・エアー監督)を、ガン監督が再構築したアクション大作。ガン監督は、DCのライバルであるマーベル・コミックス原作の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で大成功を収めていたが、過去の不適切なツイートを掘り起こされたことがきっかけで、2018年7月に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」から解雇された。その隙をついて、ワーナーが「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」の脚本・監督をオファーした経緯がある。

ガン監督は現在、「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のHBO Max向けスピンオフドラマ「ザ・ピースメーカー(原題)」の制作を手がけている。さらにその後はマーベルに復帰し、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」に着手することが決まっている。

そんななか、ワーナー傘下DCフィルムスのウォルター・ハマダ社長は「ガン監督が何をしたいにせよ、いつでも復帰を歓迎する」と明言。「彼には独自の視点があり、素晴らしいパートナーだ。彼が戻ってきてくれることを心待ちにしているし、きっと戻ってきてくれるはずだ。すでに計画していることもあるしね」と期待をのぞかせている。

コミックでDCとマーベルを掛け持ちした漫画家はいるが、映画界ではガン監督が初めて。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」以降のガン監督の動向に注目だ。

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