アダム・マッケイ監督、アップルと複数年のファーストルック契約締結
2021年7月26日 13:00

「バイス」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」などで知られるアダム・マッケイ監督率いる製作会社ハイパーオブジェクト・インダストリーズが、アップルと複数年のファーストルック契約を結んだ。今後、マッケイ監督はApple TV+向けにオリジナル映画の企画開発を行うことになる。米Deadlineが報じている。
マッケイ監督は、人気コメディ俳優ウィル・フェレル主演の「俺たちニュースキャスター」(2004)で長編監督デビュー。フェレルと製作会社ゲイリー・サンチェスを設立し、「タラデガ・ナイト オーバルの狼」(06)、「俺たちステップ・ブラザース」(08)、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」(10)といったフェレル主演のコメディ映画を手がけてきた。だが、第88回米アカデミー脚色賞を受賞した「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(15)をきっかけに社会派作品に移行。「バイス」(18)、米HBOの人気ドラマ「キング・オブ・メディア」などを監督している。その結果、2019年にゲイリー・サンチェスは解散となった。
マッケイ監督の最新作はジェニファー・ローレンス、レオナルド・ディカプリオ共演のNetflix映画「ドント・ルック・アップ(原題)」。地球を滅亡させる小惑星が迫りつつあるなか、その事実をメディアを通じて伝える役割を担ったふたりの宇宙飛行士を主人公にしたコメディ映画だ。
なお、「ドント・ルック・アップ(原題)」でタッグを組んだディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイも、アップルとテレビ番組およびドキュメンタリー映画においてファーストルック契約を締結。ディカプリオと頻繁にタッグを組んできたマーティン・スコセッシ監督も、製作会社シケリア・プロダクションズを通じてファーストルック契約を結んでいる。ほかにも英俳優イドリス・エルバの製作会社グリーン・ドア・ピクチャーズや、リドリー・スコット監督のスコットフリー、A24、Sesame Workshop、スカイダンス・アニメーションなど、アップルは豊富な資金をもとにコンテンツクリエイターの囲い込みを進めている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

スパイによる究極のスパイ狩り
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント