ワインスタインのセクハラ事件を描く新作「She Said」2022年公開 キャリー・マリガン&ゾーイ・カザンが記者役で主演
2021年7月21日 11:00

ハーベイ・ワインスタインによるセクハラと性的暴行事件を描く新作「She Said(原題)」が、2022年11月18日に全米公開されることが決定した。米バラエティが報じた。
本作は、ワインスタインの長年にわたるセクハラと性的暴行を暴いた、米ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターによるベストセラー回顧録「その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い」を映画化。「プロミシング・ヤング・ウーマン」で米アカデミー賞にノミネートされたキャリー・マリガンと、「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザンが、トゥーイーとカンター役で主演する。
トゥーイーとカンターは17年10月5日、ニューヨーク・タイムズ紙で当時ハリウッドの超大物プロデューサーだったワインスタインが行ってきた犯罪を白日の下にさらした。何十年にもわたる女性たちへのセクハラや性的暴行について、金銭による示談や隠蔽工作の実態なども明らかにしたこの記事で、ふたりはピュリッツァー賞を受賞。報道をきっかけに#MeToo、#TimesUp運動が世界的に広がり、ワインスタインは20年3月に禁錮23年の実刑が言い渡された。
「She Said(原題)」は、アカデミー賞外国語映画賞に輝いた「イーダ」のレベッカ・レンキェビチが脚本を執筆。超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描いたNetflixドラマ「アンオーソドックス」のマリア・シュラーダーが監督を務める。アンナプルナとプランBが製作、今夏撮影がスタートし、ユニバーサル・ピクチャーズが北米配給する。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント