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「竜とそばかすの姫」カンヌで14分間のスタンディングオベーション!現地から細田守監督が生報告

2021年7月16日 19:44

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中村佳穂、佐藤健らが初日舞台挨拶に登壇
中村佳穂、佐藤健らが初日舞台挨拶に登壇

細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」が7月16日、全国416スクリーン(うちIMAX38館含む)で封切り。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、主人公すず/ベル役を担当するシンガーソングライターの中村佳穂、竜を演じる佐藤健、主人公の同級生役で共演する成田凌染谷将太玉城ティナ幾田りらが登壇した。

本作は現在開催中の第74回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に日本映画として唯一選出されており、7月15日(現地時間)に行われたワールドプレミアには、約1000人の観客が来場。東京での舞台挨拶では、現地入りしている細田監督と中継をつなぎ、カンヌでの反応などが細田監督本人から伝えられた。

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細田監督によると、上映後14分間に及ぶスタンディングオベーションが起こったといい「びっくりしたんですよね。あんなに長い拍手は初めて。手が痛くなるんじゃないかと(笑)」と感激しきり。「実際に僕も会場で見ていたんですけど、新しいものを見ているという興奮がこちらにも伝わってきた。光栄ですし、幸運だと思う。物語のスケールやベルの歌声、ささやかな感情の動きも含めて、隅々まで映画を味わってくれた」と生のリアクションを日本に届けた。

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また、「中村さんの歌がカンヌに響いていた。ベルの歌を口ずさみながら、劇場を出る人も多くて、言語は関係ないなと感じた」と主役に抜てきした中村のパフォーマンスを改めて絶賛。佐藤についても「健くんだからこそ、竜というキャラクターが成立した」と感謝を示した。

現地ではコンペティション部門に新作を出品しているレオス・カラックス監督、ウェス・アンダーソン監督、ティモシー・シャラメらと遭遇したといい「非日常空間を味わっているし、彼らの存在を受け取りながら、こちらも『よし、良い作品をつくるぞ』と刺激されている」。会場の感染症対策も万全だといい「でも、バカンスに来ている観光客は、めっちゃノーマスクで、ちょっと怖い」と現地にいてこそわかる状況も伝えた。

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本作で2度目となる劇場アニメーションの声優に挑んだ佐藤は、「別格の映画体験でした。本当にすばらしい作品がこうして海外でも評価されて、認められて、そして日本でもたくさんの方に見ていただいている事実をうれしく思います」と喜びを噛みしめていた。

映画は全世界で50億人以上が集う仮想世界「U」を舞台に、17歳の女子高生すずが、歌姫「ベル」というアバターとして注目を浴びながら、現実世界での悲劇を乗り越え成長を遂げるオリジナル長編アニメーション。常田大希(「millennium parade」)が書き下ろし、中村が歌唱する楽曲「U」がメインテーマに起用されている。

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