小栗旬、米映画「ゴジラvsコング」出演で実感した“日本映画との大きな違い”
2021年6月28日 19:37

俳優の小栗旬が6月28日、ハリウッドデビューを飾った超大作「ゴジラvsコング」のジャパンプレミアイベントに出席。「現場での時間のかけ方がものすごくて。その分、クルーのみんなのタフさもあると思うんですけど。日本での撮影だと、どうしても時間に追われている気分になるので、そのあたりが大きく違う」と現場で実感した日本映画との違いを明かした。
深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れるゴジラと、人類を救う対抗措置として、髑髏島(スカルアイランド)から連れ出されたキングコングという日米の2大怪獣が激突する。ゴジラにとって“故郷”といえる日本での公開日が決定するまで、紆余曲折あり「うれしいです、本当に。撮影は2年前。ずいぶん長い時間が経って、ゴジラの国である日本でようやく公開される」と感無量の面持ちだった。

オファーを受けた際には「現実の話なのか、なかなかリアルに受け止められずにいた」といい、「いざ撮影現場に行くと、すごいスケールの世界。ワクワクしながら、圧倒された。トレーラーハウスもありました(笑)。本当、快適なんですもん」と振り返った。
自身が演じる芹沢蓮は、「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という役どころで、「撮影前に、謙さんがお時間を作っていただき、『気負わず、やりたい表現を胸張ってやってらっしゃい』と。そんな言葉を受け取った」とハリウッド進出の先輩からの“金言”を明かした。

「GODZILLA ゴジラ」の劇中には、渡辺が英語発音ではなく、日本語ではっきりと「ゴジラ」と発音するシーンがあり、小栗は「当時の謙さんの提案があったせいか、今回、自分のセリフは最初からちゃんと『ゴジラ』になっていた」と裏話も披露。また、日本語吹き替え版では、自身の演技に自身が声を吹き込むことになり「すごく難しかったです。自分に自分の声をあてないといけない……。まあ、普通にしゃべっているんですけど、今回ほど不安なアフレコはないです」と話していた。

「ゴジラvsコング」は7月2日公開。ハリウッド版「ゴジラ」シリーズの「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」「キングコング:髑髏島の巨神」をクロスオーバーして描く「モンスターバース」シリーズの第4弾にあたり、Netflix実写版「Death Note デスノート」を手がけたアダム・ウィンガード監督がメガホンをとった。都内で行われたイベントには小栗をはじめ、日本語吹き替え版で声優を務める芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔が駆けつけた。
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