リン・ラムジー監督とホアキン・フェニックスが再タッグ ルーニー・マーラも出演
2021年6月28日 18:00

「ビューティフル・デイ」(2017)のリン・ラムジー監督とホアキン・フェニックスが、新作「Polaris(原題)」で再タッグを組むことが明らかになった。
米IndieWireによれば、「her 世界でひとつの彼女」「ドント・ウォーリー」などでフェニックスと共演している、パートナーのルーニー・マーラも新作で共演する。
ラムジー監督・脚本の「ビューティフル・デイ」は、年老いた母と暮らすトラウマを抱えた元軍人(フェニックス)が、ある政治家の依頼を受け、人身売買組織にとらわれた娘の救出に向かうクライムスリラー。同作はカンヌ国際映画祭で、男優賞と脚本賞をダブル受賞した。
ラムジー監督はフェニックスに関して「彼はクレイジーだけど、私がこれまで出会ったなかで最高の俳優。彼がセットで見せる言動には、すべて意味がある」と明言。新作の詳細は伏せられているが、「オリジナルのアイデアに取り組むのは苦労が多い。でも、ホアキンと一緒に作る映画となると興奮せずにはいられない」と語っており、ラムジー監督の原案をもとにした作品になるようだ。
「ビューティフル・デイ」のほか「少年は残酷な弓を射る」でも高く評価されたラムジー監督は、スティーブン・キングの小説「トム・ゴードンに恋した少女」を映画化する新作で、監督・脚本を務めることも決定している。
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