この恐怖は認知症による幻かそれとも…「レリック 遺物」予告編公開
2021年6月24日 18:00

認知症に苦しむ老母の家を訪れた母娘が恐怖の連鎖に巻き込まれていく姿を描いたサスペンススリラー「レリック 遺物」の予告編が公開された。
森に囲まれた家でひとり暮らしをする老女エドナが突然姿を消し、娘のケイと孫のサムが急いで向かうと、家にはエドナが認知症に苦しんでいた痕跡が見受けられた。ふたりが心配するなかエドナは突然帰宅するが、様子がおかしく、別の何かに変貌してしまったかのようだった。ケイとサムは、エドナの本当の姿を取り戻そうと動き出すが、エドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、ふたりを恐怖の渦へと飲み込んでゆく。エドナ役をロビン・ネビン、ケイ役をエミリー・モーティマー、サム役をベラ・ヒースコートが演じた。
(C)2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia同作は日系女性監督、ナタリー・エリカ・ジェームズのデビュー作。今作は、ジェームズ監督自身が、子ども時代に毎夏を過ごした母親の故郷である日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症になっていたことに強いショックを受けた経験に着想を得ている。
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が製作総指揮、ジェイク・ギレンホールがプロデュースした。2020年サンダンス映画祭で初披露された際には、ファンと批評家双方から熱い支持得ており、同年7月の全米公開時には3週連続興収1位を記録。ホラー映画としては異例のゴッサム賞作品賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューTOP10入りなどを果たしている。
(C)2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australiaこのほど公開された映像は、失踪したエドナを探しに、ケイとサムが森のなかにあるエドナの家を訪ねる場面からスタート。やがてエドナは突然家に戻ってくるが、「あれがいる。ベッドの下……」と“家に入ってきた何か”についてふたりに話す。その内容はにわかに信じがたくも、どこか恐ろしい。エドナが見ている光景は認知症による幻なのか、それとも別の何かなのか。クライマックスではエドナの姿は変わり果て、怯えるサムに襲いかかっていく。この3世代の女性たちの身に何が起きているのか、本編への期待が高まる仕上がりとなっている。
「レリック 遺物」は、8月13日から公開。
(C)2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia
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