「クワイエット・プレイス」続編のキーパーソン キリアン・マーフィ演じる謎の生存者に迫る特別映像
2021年6月15日 12:00
大ヒットホラー「クワイエット・プレイス」の続編「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」に出演するキリアン・マーフィに注目した特別映像が披露された。
音に反応して人々を襲う“何か”の襲来によって、文明が滅び荒廃してしまった世界を舞台に、“何か”に立ち向かうアボット一家を描く本作。続編では、生まれたばかりの赤ちゃんと2人の子どもたちを連れた母エヴリン(エミリー・ブラント)が、新たな避難場所を求め出発する。5月28日から全米公開を迎え、初週末興収は4835万ドル(日本円で約53億円 ※1ドル109円換算)のヒットを記録した。
「28日後...」や「バットマン ビギンズ」のスケアクロウ役などで知られるマーフィは、アボット家が遭遇する謎の生存者エメット役で本作に出演している。新たな避難場所を探していたアボット家がエメットと出会ったことを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなっていく。特別映像では、生後間もない赤ん坊を抱え切に助けを求めるエヴリンに対し、エメットが「助けてやれない」と無情にも突き放すシーンも収められている。
メガホンをとったジョン・クラシンスキー監督は、エメットという役柄について「彼は外の世界の象徴だ。闇と恐怖を感じさせ予測がつかない」とキーパーソンであると説明。さらに、「いかなるコミュニティにも属さない彼が、アボット家と出会って難問にぶちあたるところが面白い。アボット家というのは、自分も一員になりたいとか、少なくともなんとかして助けてやりたいと誰もが感じるような家族なんだ。こうした複雑な内面の葛藤を表現するのは役者にとってすごく難しいことなんだけど、キリアン・マーフィは仕事をしたなかでも間違いなく最高の役者の一人だから、彼が参加してくれたのはすごく幸運だった」と絶賛している。
「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」は6月18日から全国公開。