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さかなクンが初めて見た映画は?「劇場版ダーウィンが来た!」第3弾で海の生きものの驚きの姿を紹介

2021年6月12日 08:00

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さかなクン
さかなクン

NHKの人気自然ドキュメンタリー番組の劇場版第3弾「驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」が6月11日公開される。今も新種や不思議な生態が発見され続けている「海」をテーマに、番組取材班がこれまで撮影してきた200本もの映像素材から厳選した約60種の海の生きものたちを高画質で映し出す。ナレーターに加え出演もしているさかなクンに、本作の見どころや魚についての素朴な疑問、映画体験について聞いた。

――今作では海の生き物をたくさん扱っています。さかなクンがお魚と動物との関係で驚いたのは、どんな場面でしたか?

トビウオちゃんが海の中で天敵のシイラちゃんに襲われて、大変だ!と海面から飛び上がったら、今度は鳥さんにぴゅーっと持っていかれる場面です。一度食べられちゃう映像があるのですが、その後のトビウオちゃんは、ちゃんと鳥さんをかわしていて。あんな動きもできるんだ、すギョいな!と思いました。お魚にとっては大変な世界ですが、お魚がいることによって、鳥さんやクジラさんなど多くの大きな生き物が生きてくことができますし、みんなが繋がっているんですね!

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――人間がなかなか見られない映像を高画質で楽しめるのが今作の特徴です。こんなところも撮っていたんだ!と発見したシーンはありましたか?

素晴らしいシーンばかりで、まばたきするのも、もったいない!と思っちゃいます。さかなクンも海に潜るのが大好きで、時々「ダーウィンが来た!」の制作チームの皆さんと海に潜らせていただくのですが、海の生き物の決定的瞬間! 産卵の一瞬の行動だったり、求愛行動や捕食を目撃したり、それを映像で捉えるのはとても難しいと思います。なわばりを形成するようなお魚や生き物だったら、そこで観察できるのですが、イワシちゃんやサバちゃんやマグロちゃんなどはずーっと泳ぎっぱなしなので、なかなかチャンスにめぐり合えないんです。そういう意味でもこのドキュメンタリーで映されるシーンの一つ一つはすギョいです!! 何日も何日もねばって、情熱一杯に撮られた映像が大集結。思わぬ展開で撮影できた映像もあると思います。

さかなクンは特に、トビハゼちゃんの雄(おす)が、きれいなピンク色になって、何度もジャンプしてメスを自分の巣の中に招き、メスが来てくれた時、うれしさのあまりか「チュッ」とキスのをするのがかわいくて、超!お気に入りです。お魚も人と同じなんだなあ~!と。お魚のドラマに心がキュンとします。

――お魚も心があるのでしょうか?

もちろんです! さかなクンフィッシュハウスには80種類くらいのお魚がいます。家族としてお魚たちと暮らしていますので、「あ、今日はギョ機嫌ななめだ~」とか「今日は穏やかなお顔だあ~」とか、お顔を見るとすぐにわかります。毎日お魚と暮らしていると、寄ってきたり、見つめてくれたり、水鉄砲をかけられたり、お魚ならではの“ギョミュニケーション”がとれます。お魚と心がつながれます。

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――今、人間はコロナウイルスで大変な思いをしていますが、お魚の世界でもなにかコロナの影響があったり、特定の病気が流行することはあるのですか?

コロナ禍で世界的なパンデミックが続き、多くの人々がお外にも出られない状況となりました。すると、逆に自然界は元気になってきた、ということをニュースで知りました。私たちがお魚をたくさん獲ってしまったり、開発をしたりと、人間の影響が大きければ大きいほど、自然界の生き物に多くの影響や負荷をかけてしまいます。やっぱり人間の影響が少なくなることによって、元気になることがあるんだ!と驚きました。

お魚の病気は、淡水魚では鯉ヘルペスなどが有名です。海の中では、お魚に寄生虫がたくさんついてしまったり、サンゴ礁が病気になることがあります。寄生虫がついたお魚は栄養を吸い取られて、衰弱してしまうんです。でも、自然界はすごいもので、そういった寄生虫を食べてくれる、“クリーナー”と呼ばれる小さなお魚やエビの仲間がいて、寄生虫がついてしまったお魚も健康でいられるんです。クリーニングしてもらえる場所は、“クリーニングステーション”と呼ばれ、多くの魚が集まって、時に行列状態になることもあります。

さかなクンも海の中で、何度も“クリーニングステーション”を見てきました。もしかしたら自分もクリーニングしてもらえるかなと、手を出してみたり。また、朝、歯を磨かずにお口を開けてみたら、お口の中に入ってきたというびっくりな体験をしたこともあります。

――お魚がクリーニングしてもらえることを知っている、というのに驚きです。

そうなんです! クリーナーのお魚ちゃんやエビちゃんの色や模様や動きはとても目立つんです。特に!ホンソメワケベラちゃん。遠くから見てもわかりやすく、黄色と白と黒のカラーリングで、「ここがクリーニングステーションですよ!」とわかるようなダンスさながらの動きをするので、お魚たちが集まってくるんです。

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――お魚が出てくる映画で好きな作品はありますか? さかなクンがこれまで見た印象深い映画の思い出があれば教えてください。

さかなクンが応援団長を務めさせていただきました「ファインディング・ニモ」は、実際のお魚の特徴をすギョく忠実にとらえています。鰭(ひれ)の動きや泳ぎ方も、まるで本物のカクレクマノミちゃんを見ているようでした。いろんな海のキャラクターが出てきますので、この作品と同じように、海の魅力である、生き物の多様性が描かれています。もう一つは、さかなクンそっくりなお顔の研究者“サッカーナ”という役をいただきました「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」。アフレコで何度も失敗しちゃいましたが、最高に楽しい思い出がギョざいます(笑)。

初めて見た映画は、親戚の暮らす北海道の帯広にある映画館でみた「E.T.」です。初めて見る巨大画面なので、すギョい迫力!!と思っていました。E.T.さんが捕まってしまったり、自転車が浮いたり、ワンシーンワンシーンがとっても心に残っています。今E.T.さんを見ると、セミホウボウちゃんにお顔が似ているな~!とお魚っぽく見えてきちゃいます。成魚(おとな)になってからは普段鰭(ひれ)を、いや足を運ぶことが多くないので、もっとたくさん映画を見に行きたいなと思います。

――さかなクンが魚が存在しない世界に生まれていたら、何に夢中になっていたと思いますか?

ギョエ~! お魚のない生活なんて考えられません! うーん、そうですね、お魚がいなかったら、よりお魚に近い両生類に。両生類もいなかったら爬虫類にという感じでしょうか!? カエルさん、イモリさん、サンショウウオさんもかわいいと思うので。やはり生き物が好きですね。でもやっぱりお魚がいいですね。海にも川にもいて、釣ったり、触れたりできますし、もちろん食べて味わって自分の体の栄養にもなりますから、本当にありがたいんです。両生類さんや爬虫類さんだとさすがにそこまでできないので。お魚は私たちに様々な感動を届けてくれるありがたい存在なのでギョざいます。

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