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菅田将暉は汁キャラ!? Fukaseは映画を見たSaoriから「まじサイコパス」

2021年6月11日 19:50

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舞台挨拶を盛り上げた菅田将暉、Fukaseら
舞台挨拶を盛り上げた菅田将暉、Fukaseら

菅田将暉と「SEKAI NO OWARI」のFukaseが初共演を果たした「キャラクター」が6月11日、全国319館で封切られた。菅田とFukaseのほか、共演の高畑充希中村獅童小栗旬永井聡監督は、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言により、東京都では休業要請の対象となっていた映画館が6月1日からは午後9時までの時短営業に引き下げられた。観客の収容率は50%以内に制限されているが、それでも菅田、Fukaseらは150人が駆け付けた場内を見渡して感慨深げ。菅田は「個人の判断が難しいなか、劇場に足をお運びくださった皆さま、本当にありがとうございます」と約3秒間、深々と頭を下げた。

今作は、「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げたオリジナル脚本を、永井監督のメガホンで映画化。「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?」というアイデアを基軸にしている。偶然目撃した殺人事件にインスパイアされて描いた漫画で人気作家になった山城圭吾(菅田)だが、やがて漫画の内容を模した事件が続発し、警察にマークされてしまう。そんな山城の前に、両角と名乗る男(Fukase)が現れる。この両角こそが、漫画のモデルになった実際の殺人犯だった……。

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銀幕デビューとなったFukaseは、司会を務めたフジテレビの笠井信輔アナから「気持ち悪かった!」と言われると、満面の笑みで「ありがとうございます!」。撮影中に永井監督から「いまのは気持ち悪くなかったからもう1回って言われていた」そうで、「誉め言葉として受け取っておきます」と喜んでいた。

バンドのメンバーは全員、この日に他の劇場で鑑賞したそうで、「メンバーのSaoriから、『これを演じながらラブソング“Silent”を書いていたのは、まじサイコパス』と言われました」と嬉しそうに報告。高畑は「撮影中、カメラが回っていないときこんなに話しやすい人だとは思わなかった」と明かし、菅田も「おしゃべりお兄さんだからね」と同調していた。

また作品の内容に絡め、キャスト5人が「実は〇〇キャラです」という意外な一面を披露し合った。菅田は、自らを「汁キャラ」と形容してみせ、「自分の人生を振り返ってみたとき、汗、鼻水、涙をすごい流してきて、そんなのばっかりなんですよ。一緒にラーメンを食べて、俺より汗をかく人に会ったことがない」と吐露。小栗から「汁俳優ってことね?」と突っ込まれると、その後は「汁将暉」といじられまくって場内の爆笑を誘っていた。

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