マーベル新ドラマ「シークレット・インベージョン」の監督が決定
2021年6月11日 22:00

マーベル・スタジオがDisney+向けに制作準備を進めている新ドラマ「シークレット・インベージョン(原題)」の監督が、「幸せのポートレート」「恋するモンテカルロ」のトーマス・ベズーチャと、エミー賞ノミネートのミニシリーズ「倒壊する巨塔 アルカイダと『9.11』への道」の脚本家アリ・セリムに決定した。米ハリウッド・レポーターが独占で伝えている。
「シークレット・インベージョン(原題)」は、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)同様にサミュエル・L・ジャクソンがニック・フューリー役を、ベン・メンデルソーンがスクラル人のタロス役を演じるほか、「女王陛下のお気に入り」のオスカー女優オリビア・コールマンや大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる英女優エミリア・クラーク、「あの夜、マイアミで」でブレイクしたキングズリー・ベン=アディルら実力派俳優陣が揃った豪華キャストで話題をさらっている。「MR. ROBOT ミスター・ロボット」をはじめとする人気ドラマを手がけてきたカイル・ブラッドストリートが脚本、製作総指揮を務める
プロットやエピソード数、配信開始時期などの詳細については現時点で明らかになっていないが、原作コミックではスーパーヒーローたちの身体を乗っ取るなど、人間に姿を変え密かに地球侵略を目論むスクラル人の陰謀が描かれている。
ベズーチャ監督は、元ファッションデザイナーという特異な経歴を持ち、サラ・ジェシカ・パーカー、ダイアン・キートン、クレア・デーンズらアンサンブル・キャストによるファミリードラマ「幸せのポートレート」、セレーナ・ゴメス主演のロマンティックコメディ「恋するモンテカルロ」といった作品を経て、ひとり息子を亡くした夫婦の悲しみと再生をケビン・コスナー&ダイアン・レイン共演で描いた最新監督作「Let Him Go(原題)」で、批評家から絶賛を浴びている。
一方、エジプト系アメリカ人のセリム監督は、「In Treatment(原題)」「マンハント」など数々のクライムドラマに脚本家、監督として携わったのち、ピュリッツァー賞を受賞したローレンス・ライトのノンフィクションを基に、アルカイダの脅威が増すさなか、FBIとCIAのライバル関係が図らずも9.11の悲劇をもたらすさまを描いたHuluオリジナルのミニシリーズ「倒壊する巨塔 アルカイダと『9.11』への道」でストーリーエディターと脚本を担当し、注目を集めた。現在は、1975年にロバート・レッドフォード主演で映画化されたジェイムズ・グレイディ著「コンドルの六日間」をドラマ化した「コンドル 狙われたCIA分析官」で脚本と監督を務めている。
「シークレット・インベージョン(原題)」は、今秋ヨーロッパで撮影開始予定。

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