セクシーな年下既婚者に両腕をホールドされ、抗えないキス 「シンプルな情熱」新ビジュアル、著名人からの熱いコメント公開
2021年6月10日 12:00
フランス現代文学を代表する女性作家アニー・エルノーが、自身と既婚年下男性との愛の体験を赤裸々につづったベストセラー小説を映画化した「シンプルな情熱」。新ビジュアルと作家、女優など著名人からのコメントが公開された。
パリの大学で文学を教えるエレーヌは、あるパーティでロシア大使館に勤める年下の男性アレクサンドルと出会い、瞬く間に恋に落ちる。その後エレーヌは、アレクサンドルとの抱擁がもたらす陶酔にのめり込み、妻帯者でもあるアレクサンドルからの電話をひたすら待ち続ける。世界的ダンサーのセルゲイ・ポルーニンがアレクサンドル、「若い女」のレティシア・ドッシュがエレーヌを演じた。
カンヌ国際映画祭でも絶賛されたダニエル・アービッド監督が、女性ならではの視点で、原作のスピリットを忠実に映画化。恋という名の情熱が、自分自身を発見し、人生をさらに自由に羽ばたくためのギフトだと教えてくれる、甘く切ない愛と官能の物語だ。
新ビジュアルでは、エレーヌがアレクサンドルに両腕をホールドされながら、情熱的な視線を交わし、今にもキスをしそうな瞬間を捉えた、セクシーなショットを採用。抗えない恋に落ちた二人の行方など、これから展開するドラマへの想像を掻き立てる。
「シンプルな情熱」は、7月2日からBunkamuraル・シネマほか全国公開。
寄る辺なき、どん詰まりの、終わりなき恋愛。愛する人とは、いつもどこか異邦人に似ている。
雄弁な映像と、ぎりぎりまで切りつめられた切実な言葉。心をのっとられることの甘やかなおそろしさといったら!
原作のスピリットが美しく閉じ込められた、たぶん大人にしかわからない勇敢な映画。
欲望のままに動くヒロインの演技が等身大で素敵。どきっとするのは相手役が、なんとバレエ界の異端児にして天才ダンサーのセルゲイ・ポルーニンだったこと。彼のダンスに心奪われた経験がある人は皆ドギマギすること間違いない。
その男の、名前も職業も肩書きも忘れていい。大切なのは、甘い傷痕のように、あなたの体と心が覚えていることだけ。
アニー・エルノーの小説が映画になった!
そうね、恋愛の不安も自分らしいのがいい
恋愛の痛みも自分らしいのがいい
その時間は自分への情熱のギフトだから、、、
それはそれは美しいパッションとアクションを
想いださせてくれた
主人公の行動にはさまざまな意見があるでしょうが(例えば子育てと恋愛の両立が出来ているかどうか等)、「恋愛してる人ってこんなですよ」というこのような映画が出来上がったことを心から祝福したい。綺麗になったり、みっともなかったり、危なかったり、しちゃいけないことしちゃったり。かといって原作者は「ですよね~」とか言われたくもないようですよ(そこもいいね)!
吉本隆明のいう対幻想(性愛を核とした幻想)がどのように生れるのか、よくわかりました。
ポルーニンがとにかく綺麗!ダンサーとして舞台に立つポルーニンがいちばんですが俳優として女性に愛をささやく彼も素敵です(ハート絵文字)
コロナ禍の今、何気ないパリの風景にも心が騒ぎました。
あなたはバイカル湖のように、深い愛を体験したことがあるだろうか。知性を脱ぎ捨てたパリの大学教授の赤裸々な姿、甘美な時間のために、ただひたすら待つ女は、切なく、愛おしい。現代のデュラスが描く、インモラルな話題作の映画化。
一人の女の「人生でいちばん醜い時期」をのぞき見てしまった、いたたまれなさと不思議な共感が纏わり付く、物静かな衝撃作!
人生のある一瞬に訪れる特別な恋。美しい映像と溶け込む楽曲が観る者の本能をくすぐって止まない。
かつてセルゲイ・ポルーニンの写真集を撮影した私ですが、バレエでは見せない存在感にずっと興奮していました。
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