エミリー・ブラントが西部劇ドラマに出演 復しゅうに燃える母親役
2021年6月1日 22:00
英BBCと米アマゾン・スタジオが共同制作するミニシリーズ「The English(原題)」に、英人気女優エミリー・ブラントが出演することになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
「The English(原題)」は、1890年のアメリカ中部を舞台に、息子を死に至らしめた男に復しゅうするために西部にやって来たイギリス人女性コーネリア・ロック(ブラント)が主人公の物語。元騎兵隊の偵察兵で、ネイティブ・アメリカンのイーライ・ウィップと出会い、力を合わせていく。
「オナラブル・ウーマン 熱砂の女」「ブラック・アース・ライジング」のヒューゴ・ブリック監督が脚本、演出を手がけ、「ブラック・アース・ライジング」「リッパー・ストリート」のグレッグ・ブレンマンが率いるドラマ・リパブリックが制作する。
ブリック監督は、「エミリー・ブラントをはじめとするキャストと一緒に西部劇を作るという機会はあまりにも素晴らしいもので、自主隔離中に見ていた奇妙な夢がいまだに続いているんじゃないかといまでも思っています」「もし夢でないのなら、このスリリングで、ロマンティックで、壮大な西部劇を来年ご家庭にお届けできることになります。これ以上エキサイティングなことはありません」とコメントしている。
「トワイライト」シリーズのチャスク・スペンサーがイーライ役を演じるほか、レイフ・スポール(「ジュラシック・ワールド 炎の王国」)、トム・ヒューズ(「女王ヴィクトリア 愛に生きる」)、スティーブン・レイ(「オナラブル・ウーマン 熱砂の女」)、バレリー・パフナー(「名もなき生涯」)、トビー・ジョーンズ(「ジュラシック・ワールド 炎の王国」)らが参加する。すでにスペインで撮影がスタートしている。
「The English(原題)」は、イギリスではBBC OneとBBC iPlayer、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドではAmazon Prime Videoで配信される予定。