池松壮亮×オダギリジョー×石井裕也監督「アジアの天使」 日本と韓国、2つの家族が絆を深める予告編
2021年5月28日 11:00
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池松壮亮と石井裕也監督が、韓国のキャスト、スタッフとともにオール韓国ロケを敢行した映画「アジアの天使」の予告編が披露された。兄弟役を務め、本作で本格的な共演を果たす池松とオダギリジョーのコミカルなやりとりがおさめられている。
本作には、「ぼくたちの家族」「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」「町田くんの世界」など、石井監督作品に欠かせない池松をはじめ、石井監督が手がけたドラマ「おかしの家」(2015)に主演したオダギリ、「金子文子と朴烈(パクヨル)」の実力派女優チェ・ヒソが参加。日本と韓国の家族がソウルで出会い、新しい形の家族になるさまを描いたロードムービーを紡ぐ。
病気で妻を亡くした小説家・青木剛(池松)は、8歳のひとり息子・学とともに、疎遠になっていた兄(オダギリ)が住むソウルに渡る。兄は「韓国で仕事がある」と話していたが、実際はその日暮らしの貧しい生活で、想像していたものとは違った。剛はほとんど韓国語も話せないなか、怪しい化粧品の輸入販売を手伝う羽目に。一方、元人気アイドルのチェ・ソル(チェ・ヒソ)は、亡くなった父母の代わりに、兄ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。やがて、どん底に落ちた2つの家族が運命をともにし、ある奇跡が訪れる。
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予告編には、決死の覚悟で韓国にやってきたものの、新天地での生活を不安に感じている剛に、兄が「この国で必要な言葉は『メクチュ・チュセヨ』(ビール下さい)と『サランヘヨ』(愛してる)」と説くシーンが映し出される。そんな剛は、ひとりで泣いているソルを見かけ、日本語で励まそうとするが、その善意は伝わらない……。やがて兄が「そういうくだらない常識を乗り越えるために、ビールと愛があるんだよ」と呟き、ある偶然の出会いを経て結びついた日本と韓国の2つの家族は旅に出る。悪化した日韓関係について話しながらビールを酌み交わし、同じ食卓を囲み、絆を深めていくさまが切り取られている。
また映像では、「この広い世界、どんな天使がいてもいい」という言葉と、摩訶不思議な天使の姿が確認できる。劇中で剛とソルが「見た」と語る天使は、東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという一風変わった存在。「おかしの家」でも使用されたキャラクター“人を噛む天使”が、本作では2つの家族をつなぐ要素として機能している。天使と聞くと、一般的に西洋の美しい少年のようなイメージを持つ人が多いが、この“ヘンテコな天使”は、「『天使というのはこうあるべきだ』という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念に囚われなくてもいい」というメッセージのメタファーとなっている。
「アジアの天使」は、7月2日から東京・テアトル新宿ほか全国公開。
(C)2021 The Asian Angel Film Partners
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