大島優子「明日の食卓」で“第4の母”に! 瀬々敬久監督「新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした」
2021年5月27日 18:00
大島優子が、瀬々敬久監督作「明日の食卓」に出演していることがわかった。本作では、菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が“石橋ユウ”という同じ名前の10歳の息子を育てる母親役として共演。大島は、物語のカギを握る“第4の母”という役どころで登場している。
椰月美智子氏の同名小説(角川文庫刊)を映画化。“ワンオペ育児”(ひとりで仕事、家事、育児のすべてをこなさなければならない状態のこと)やシングルマザーの困窮など、母親たちを取り巻く過酷な環境や、彼女たちが直面する社会問題を描く。
2014年に公開された「紙の月」では、第38回日本アカデミー賞優秀助演女優賞をはじめ、第39回報知映画賞助演女優賞、第36回ヨコハマ映画祭助演女優賞など多くの映画賞を受賞した大島。19年放送のNHK連続テレビ小説「スカーレット」では、ヒロインの幼なじみ役を好演し、その高い演技力が絶賛された。
本作で演じるのは、謎の女性・耀子(ようこ)。ほぼノーメイクで熱演しており、初の瀬々組について「瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした」と告白。一方、瀬々監督は、大島について「僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました」「まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした」と絶賛している。
「明日の食卓」は、5月28日に東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開。大島、瀬々監督のコメント全文は、以下の通り。
瀬々監督の作品に参加できる喜び、 そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。
三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです。
大島優子さんは朝ドラ「スカーレット」から俄然注目していました。身体の動きがしなやかで華があり、それでいて良きバランスで物語を支えているのが、なんだかスゲエなと、思ってました。今回も、後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けて頂けただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、天晴れ!です。
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