イオンシネマ川口、6月8日にグランドオープン 全座席でパーソナルスペースを確保
2021年5月27日 22:00

埼玉に開業する大型商業施設「イオンモール川口」内のシネマコンプレックス「イオンシネマ川口」が、6月8日にグランドオープンすることが発表された。「イオンモール川口」のオープン延期に伴い、当初予定していた5月28日の開業を延期していた。10スクリーン、1068席を備えており、飛沫防止とパーソナルスペース確保を目的に、県内で初めて全座席間にパーテーションと専用の肘掛けを設置する。
同館は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々な施策を講じる。空調は通常の換気設備に加え、トレイン社のシネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」を全スクリーンに導入。また館内の床、壁面、座席など人が触れる箇所は、すべて抗菌・抗ウイルスコーティングを施す。どちらも、県内初の試みとなる。

さらに、座席は4タイプに分かれている。全座席間にパーテーションを備えた「ノーマルシート」、従来の座席に比べ、より広いパーソナルスペースを確保した「アップグレードシート」、観客が足を伸ばして居心地の良いスタイルで鑑賞できる「コンフォートシート」に加え、イオンシネマの最上級劇場「グランシアター」では、ゆったりとくつろぐことができる電動の「リクライニングシート」を選ぶことができる。なお料金は、「アップグレードシート」が通常料金に追加500円(ワンドリンクつき)、「グランシアター」の「リクライニングシート」が通常料金に追加2500円(ワンドリンクつき)となっている。
また館内最大の1番スクリーンには、イオンシネマ独自の立体音響システム「ULTIRA(ウルティラ)」が導入され、メインスピーカーとしてJBL社の「ラインアレイスピーカー」を、シネマ用として日本で初めて設置。迫力ある鮮明な映像と、卓越した音響を提供する。
「イオンシネマ川口」は、6月8日にグランドオープン。
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