桜井玲香、映画初主演作「シノノメ色の週末」で岡崎紗絵&三戸なつめとトリオ結成
2021年5月19日 07:00
元「乃木坂46」の桜井玲香が「シノノメ色の週末」で映画初主演を飾ることが決定。同作は「月極オトコトモダチ」が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山茉由監督の長編商業映画初作品。岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、山田キヌヲ、工藤阿須加が共演し、今秋に全国公開されることがわかった。
2012年にアイドルグループ「乃木坂46」一期生としてデビューし、グループ初代キャプテンとして、メンバーやスタッフ、ファンから愛され人気を博した桜井。19年9月に卒業し、その後は女優として活動。数々の舞台に出演し、注目を集めていた。映画初主演作で挑むのは、大人になりきれない20代女子たちの“等身大の物語”だ。中心となるのは、取り壊しが決まった母校「篠の目女子高校」の校舎で、在りし日の思い出を辿るために、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人。昔の女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。
桜井が演じるのは、高校時代は読モをしていて、イケてるグループの中にいた大月美玲。現在は、モデル事務所に所属しているが、仕事は順調とはいえない。岡崎は、高校時代には放送クラブの部長を務めていた“まりりん”こと一ノ宮まり役。真面目であまり目立たない生徒だったが、大学時代からあか抜け、現在は大手広告代理店の子会社で働いている。三戸は、写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務職をしている“アンディ”こと安東雅美役。実は廃虚オタクで「篠の目女子高校」の取り壊しを聞きつけ2人を誘い出すキャラクターだ。
なお、まりりんの仕事仲間であり、美玲がオーディションを受けたこともある広告代理店のプランナー・上川龍之介役に工藤、「篠の目女子高校」最後の学生・杉野あすか役に中井、パタンナー・酒井役を山田が演じている。桜井、岡崎、三戸、穐山監督のコメントは、以下の通り。
撮影期間は短くも、とても濃い時間でした。
岡崎紗絵ちゃん、三戸なつめちゃんのお二人がとても素敵な方々でずっと笑っていた気がします。
映像にもその様子が表れていて、観てくださった方にも伝わるんじゃないかと思います。
映画初主演、ということでどうなることかと不安もありましたが、やはり周りの方々に沢山支えていただき、みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶となりました。
クラブのメンバーで夜中にスタンバイして東雲を見に行くシーンがあったのですが、とっても力強い光景で感動した事を今も鮮明に覚えています。
この映画を観終えた時、フッと肩の力が抜けて楽になった…。
女子高生時代に戻ったかのような気持ちで、とても楽しく撮影していました。
桜井玲香さん、三戸なつめさんとは、すぐに仲良くなれて、お二人ともとてもお話ししやすく、終始和やかな雰囲気の現場でした。
過去の関係性から大人になった今の関係へ。
変わったところもあれば、変わらずにいるところもあって、三者三様のキャラクターでみんな違うけれど、放送クラブでの繋がりが強くあったからこそ大人になっても一緒に関係を続けられるのだと思います。
大人になった三人の関係性の変化は見どころです!
学生時代に心を巻き戻して青春に浸って観て頂ければと思います。
私は、カメラが好きでオタク気質な「アンディ」こと安東雅美を演じさせて頂きました。
アンディは常にワクワクすることを考えている子で、演じていてすごく楽しかったです!
3人での撮影期間はとても居心地が良くて、本当に学生に戻った様な懐かしい気持ちでした。
見所は3人が誰もいない学校で好き放題するところ(笑)
いけないことしている時ってなんであんなにニヤニヤしちゃうんだろうってくらいみんな楽しそうなので表情にも注目して見てほしいなと思います!
私自身女子校出身なのですが、平和で力が抜けていて、世間知らずな女子校の独特な雰囲気を今になって愛しく思うことがあります。世間でイメージされがちな女同士のドロドロした戦いからはちょっと距離を置いて、大人になって漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人の空気感を大切に描きました。主演の桜井さんの持つ真っ直ぐさと器用でいて不器用な人間らしさが、美玲というキャラクターに命を吹き込んでくれました。観てくれた方へ彼女たちの魅力が届きますように。
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