見学者も涙した 「グリーンランド」ジェラルド・バトラー&監督が印象に残ったシーン
2021年5月15日 12:00
「オペラ座の怪人」「エンド・オブ・ホワイトハウス」のジェラルド・バトラーが主演を務める「グリーンランド 地球最後の2日間」の本編映像の一部が披露された。バトラーとリック・ローマン・ウォー監督がそれぞれ「最も印象に残った」というシーンを収めている。
「エンド・オブ・ステイツ」のウォー監督とバトラーが再タッグを組み、バトラーはプロデューサーとしても参加。平和な日常が突然の隕石の落下によって一変し、世界崩壊まで48時間というタイムリミットが迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まる。建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ(バトラー)と、その妻アリソン(モリーナ・バッカリン)と息子のネイサン(ロジャー・デイル・フロイド)も避難所を目指して輸送機に駆けつけたが、ネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。
披露された映像は、テレビに流れる隕石の落下についての警告映像を見た後、大統領アラートが主人公のもとに届き、緊急避難者に選ばれたことを知るシーン。もう1本は、車で避難場所に向かおうとする主人公一家と近隣住人の会話を収めている。
バトラーは「多くの場合、シーンを撮影するのは楽しい。強烈なシーンであっても、どこかで嘘だと分かっていて、物語の一部に過ぎないと自覚している。でも、この映画のシーンはとても真実味があって、破壊力があった」と振り返り、近隣住民との別れのシーンについては「あれは、本当に多くの意味を孕んだ衝撃的なシーンだった。妻の友人が子どもを連れて、『この子も一緒に基地まで連れてってくれ』と頼み込んでくる。僕らとしては、どうしてもそうすることができない。あそこで車を発車させるシーンは、毎回鳥肌が立ち、涙が溢れてきた」と、自身にとってもつらいシーンだったことを明かす。
ウォー監督もこのシーンについて「軍のプロトコルに従わなければならず、ネイサンとよく一緒に遊ぶ友達でさえ連れていくことができない。心をえぐられるようなシーンだった」といい、「『カット!』と叫んだあとも、ずっと泣き声が聞こえていた。最初はどこから聞こえて来るんだろうと思った。ジョージア州のアトランタの住宅地で撮影してたんだが、家の外に出て撮影を見ていた近所の人たちが泣いていたんだ。その時に、多くの人々が共感する何かがこのシーンに潜んでいるんだと感じた」と話している。
「グリーンランド 地球最後の2日間」は6月4日から全国公開。
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