高畑充希「浜の朝日の嘘つきどもと」公開日は9月10日! 本予告&竹原ピストルの出演も発表
2021年5月12日 07:00

高畑充希とタナダユキ監督(「百万円と苦虫女」「ロマンスドール」)がタッグを組んだ映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の公開日が、9月10日に決定。あわせて、ポスタービジュアルと本予告が披露され、福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送されたドラマ版で高畑とともに主演を務めた竹原ピストルが出演していることがわかった。
本作はタナダ監督がオリジナル脚本を執筆し、東日本大震災後の福島・南相馬に実在する 映画館「朝日座」を舞台にした物語。映画を愛する女性が敬愛する恩師との約束である、閉館寸前の「朝日座」再建を目指し、地元住民とともに奔走する姿を描き出す。高畑が主人公・茂木莉子(本名:浜野あさひ)、柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造、大久保佳代子が莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子に扮する。
本予告では、あさひが高校時代の恩師・茉莉子と病室で交わした「朝日座を立て直してほしい」という約束を守るため、福島県・南相馬の「朝日座」を訪れる光景からスタート。閉館を決意し映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田を目にしたあさひは、とっさに「茂木莉子」と偽名を名乗り「親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない」と宣言してしまう。
やがて「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田も、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に徐々に心を動かされていく。あさひの熱意のきっかけとなる茉莉子の微笑む表情、「一人の迷える女の子をここまでの映画好きにできたんだから、上出来かな」というセリフが“先生と生徒の関係”を越えた友情を物語る。そのほかにも、莉子と森田のコミカルな掛け合い、「キッズ・リターン」(北野武監督)をほうふつとさせる「バカヤロー! まだ始まっちゃいねーよ」というセリフ、相馬野馬追(そうまのまおい)の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスで魅力的なシーンが確認できる。
ポスターは「朝日座」の前で自転車にまたがり、強い表情でこちらを見つめるあさひ、遠くを見つめ佇む森田と茉莉子の姿に加え、「いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ」という言葉が添えられている。「朝日座」がつないだ人々の縁や、映画愛を感じさせる仕上がりになっている。
「浜の朝日の嘘つきどもと」は、9月10日に全国公開。なお、舞台となった福島県では、8月27日から先行公開される。
(C)2021「浜の朝日と嘘つきどもと」製作委員会
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