アカデミー賞最多3部門受賞「ノマドランド」 圧巻の映像美に迫る特別映像
2021年5月2日 14:00

第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞の最多3部門を受賞した「ノマドランド」(公開中)の特別映像が、公式YouTube(https://youtu.be/XGXSwQKfMI8)で披露された。クロエ・ジャオ監督、そしてジャオ監督とこれまでもタッグを組んできた撮影監督が、奇跡的な瞬間を追い求めた撮影現場を回想している。
本作は、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(春秋社刊)を原作としたロードムービー。数多くの名作を世に送り出してきた「サーチライト・ピクチャーズ」が、「スリー・ビルボード」のマクドーマンドを再び主演に据え、企業の経済破綻で住処を失い、車上生活者=現代の“ノマド(放浪の民)”として生きることを選択したファーン(マクドーマンド)の姿を描き出す。

撮影監督を務めたのは、アカデミー賞で撮影賞にノミネートされていたジョシュア・ジェームズ・リチャーズ。「ザ・ライダー」ほかジャオ監督の歴代作品でタッグを組み、最新作「エターナルズ」でも撮影に参加するなど、ジャオ監督が絶大な信頼を置く存在だ。
ノマドたちの生々しい息遣いや独特の行間を確実にカメラに捉えるため、本作の撮影ではステディカムを使用した。特別映像では、ファーンがたった一人歩く姿を抑えた印象的なシーンとともに「画角が広くなり、風景を見せられる。それでいて主人公の感情に寄り添い続ける」と、解説するリチャーズの姿が映される。


撮影が難しいとされるマジックアワーの時間にもカメラを回すことになり、スタッフのメイキングも映し出されるなか、ジャオ監督は「短い時間で連携するなかでチームワークが培われていき、最後には1つの生態系のようだった。すばらしい気分よ」と、アカデミー賞のスピーチでも「一生に一度のクレイジーな旅」と例えた当時の撮影を振り返っている。

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