【第93回アカデミー賞】ダニエル・カルーヤ「Judas and the Black Messiah」で助演男優賞!
2021年4月26日 09:30

第93回アカデミー賞の授賞式が4月25日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催され、「Judas and the Black Messiah(原題)」のダニエル・カルーヤが、助演男優賞を初受賞した。
ライアン・クーグラーが製作を務めた本作は、1960年代後半から70年代のアメリカで、急進的な黒人解放運動を展開した政治組織「ブラックパンサー党」の指導者フレッド・ハンプトンが暗殺されるまでの日々を描いた実録ドラマ。カルーヤはハンプトン役を演じている。
授賞式でカルーヤは、家族、キャスト、スタッフに感謝を述べ、「素晴らしい男性、フレッド・ハンプトンさんの人生にインスピレーションを受けました。21歳で亡くなられましたが、子どもたちの食料や教育、無料の医療の提供に尽力されました。(黒人解放運動を展開した政治組織)『ブラックパンサー党』で活躍した彼から学ぶことができました。彼は黒人のコミュニティへの愛情や団結することの力を示したのです。分断するのではなく団結する強さを語ってくれました。多くのことを教えて下さったフレッド・ハンプトンさんに感謝しています」「どんなことがあっても人生を祝福しましょう。生きているって素晴らしいではないですか。“人生”というものに感謝します」と思いを込めたスピーチを行った。

ウガンダ人の母のもと、英ロンドンに生まれたカルーヤは、9歳のときに演劇学校で劇作の面白さに触れ、創作の仕事に就くことを決意。TV映画「Shoot the Messenger(原題)」(06)で俳優デビューを果たし、青春群像ドラマ「スキンズ」(07~09)で脚本と出演を兼ね注目を集める。低予算ながら全米大ヒットを記録したスリラー「ゲット・アウト」(17)で主演を務め、第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。「Judas and the Black Messiah(原題)」での演技は高評価を集め、第78回ゴールデングローブ賞の最優秀助演男優賞をはじめ、第26回放送映画批評家協会賞、全米俳優組合(SAG)賞、第74回英国アカデミー(BAFTA)賞などで受賞を重ねてきた。
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