「ゲーム・オブ・スローンズ」俳優、米トライスターの新ファミリードラマに主演

「The Second Home（原題）」は、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの米有名紙でコラムニストとして活躍するクリスティーナ・クランシーが、2020年6月に発表した同名デビュー小説をドラマ化するもの。ゴードン家とショウ家の2つの家族を主人公に、アメリカ東北部のビーチリゾート、ケープコッドで過ごしたひと夏の出来事が、やがて一家それぞれの運命を狂わせていくさまを、2世代にわたって描く壮大なファミリードラマだ。

放送局や脚本家などの詳細については現時点で不明だが、コスター＝ワルドーは主演に加え、自身の制作会社イル・キッパーズを通じてパートナーのジョー・デリック、ジェフリー・チャセンとともに制作総指揮も務めるとのこと。正式にゴーサインが出れば、コスター＝ワルドーにとっては19年に「ゲーム・オブ・スローンズ」が放送終了して以来、初のテレビシリーズとなる。

コスター＝ワルドーは、母国デンマークの舞台や映画でキャリアを積んだのち、01年の戦争映画「ブラックホーク・ダウン」でハリウッド進出を果たした。全世界で社会現象を巻き起こした米HBOのメガヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」（11～19）のジェイミー・ラニスター役で一躍ブレイク。「オブリビオン」（13）、「ダメ男に復讐する方法」（14）、「キング・オブ・エジプト」（16）といった幅広いジャンルの作品に出演するかたわら、近年はプロデュース業にも精力的に取り組んでおり、今年後半にNetflixで配信予定の探検映画「Against the Ice（原題）」では、共同脚本、主演、製作を兼ねている。