アンディ・サーキス、新刊ホラー小説「The Last House On Needless Street」を映画化
2021年3月28日 13:30
「ロード・オブ・ザ・リング」「猿の惑星」の俳優アンディ・サーキスが、ホラー作家カトリオナ・ウォードの新刊小説「The Last House on Needless Street(原題)」を映画化することがわかった。
米Deadlineによれば、サーキスの製作会社イマジナリウムが原作の映画化権を獲得。イギリスで3月18日に刊行、アメリカでは9月に刊行される原作はウォードの3作目の小説で、前2作「Rawblood(原題)」(2015)、「Little Eve(原題)」(18)はいずれも英国幻想文学大賞オーガスト・ダーレス賞を受賞した。ウォードは女性作家として初めて同賞を2度受賞し、ホラー文学の新旗手として注目されている。
小説「The Last House on Needless Street(原題)」は、娘のローレン、猫のオリビアと暮らすテッドが主人公。路地の突き当たりにあるごく普通の家に住む彼らはある恐ろしい秘密を隠しており、新たな隣人が引っ越してきたことで、テッドたちの自宅裏にある樺の林に葬られていたものが再び彼らを苦しめるというストーリー。映画は、イマジナリウムとウォードが製作総指揮を務める。
イマジナリウムは、タイカ・ワイティティ監督の新作「Next Goal Wins(原題)」の製作を手がけており、同作は現在ポストプロダクションに入っている。サーキスは、モーションキャプチャー俳優の先駆者として知られ、監督としても活躍。トム・ハーディ主演の続編「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題)」でメガホンをとっており、9月17日から全米公開の予定。俳優としては、ロバート・パティンソンと共演の「ザ・バットマン」が22年3月4日全米公開の予定となっている。