ルーシー・ヘイル、「キリング・イヴ Killing Eve」制作陣の新ドラマ主演に
2021年3月24日 21:00
米人気ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアリア役で知られるルーシー・ヘイルが、米AMCと英アリバイの共同制作によるリミテッドシリーズ「Ragdoll(原題)」で主演を務めることが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
本作は、英作家ダニエル・コールのベストセラー推理小説「人形は指をさす」(集英社文庫刊)を、全6話のリミテッドシリーズとしてドラマ化するもの。舞台は、現代のイギリス・ロンドン。6人の犠牲者の体の部位を縫い合わせたひとつの遺体が発見されるという衝撃的な事件に、ロンドン警視庁のエミリー・バクスター警部補とネイサン・ローズ巡査部長、新人刑事レイク・エドマンズ(ヘイル)を中心とする特捜班は捜査に乗り出す。“ラグドール・キラー”と名付けられた犯人を追う彼らのもとに、さらに次なる標的6人の名前を記した殺人予告リストが届き、そこにはなんとローズの名前もあった。懸命な捜査も空しく予告通りに殺人が起こり、捜査班のメンバーらは世間からの厳しい批判とプレッシャーにさらされていくというストーリーだ。
Netflixのコメディドラマ「セックス・エデュケーション」やゴールデングローブ賞とエミー賞に輝く英サスペンスドラマ「キリング・イヴ Killing Eve」など、数々の人気ドラマで脚本を担当してきたフレディ・シボーンが脚本と制作総指揮を、「キリング・イヴ Killing Eve」の制作を手がける英シド・ジェントル・フィルムズのサリー・ウッドワード・ジェントルとリー・モリスが制作総指揮を務める本作は、今年後半に全米および全英にて放送開始予定で、まもなく撮影がスタートするとのことだ。
「プリティ・リトル・ライアーズ」(2010~17)でブレイクしたヘイルは、ジェイソン・ブラム製作によるホラースリラー「トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム」や「エンド・オブ・スクール」、マイケル・ペーニャ、マギー・Q共演のホラー「ファンタジー・アイランド」などの映画に出演するかたわら、大ヒット青春ドラマ「リバーデイル」の5年後を舞台にしたスピンオフ「ケイティ・キーン」にタイトルロールで主演。また、サリー・ソーンの同名ベストセラー小説を映画化する新作ロマコメ「The Hating Game(原題)」が公開を控えている。