ジェイク・ギレンホール主演でアフガン戦争の英雄の実話を描く新作を米MGMが獲得か
2021年3月23日 11:00

米MGMが、アフガン戦争の知られざる英雄ジョン・チャップマン米空軍兵の実話をジェイク・ギレンホール主演、サム・ハーグレイブ監督(「タイラー・レイク 命の奪還」)のメガホンで描く話題の新作映画「Combat School(原題)」の獲得に王手をかけたと、米Deadlineが独占で報じた。
ダン・シリング&ロリ・チャップマン共著のノンフィクション本「Alone at Dawn(原題)」をベースにした本作は、アメリカ空軍の特殊部隊CCT(戦闘管制班)の一員としてアフガン戦争に出征したジョン・チャップマン技術軍曹の実話を描く実録アクションドラマだ。
2002年3月、アナコンダ作戦に必要な着弾観測点を設営すべく、タクール・ガール山頂に向かう途中、タリバンの攻撃を受けて米軍のヘリが墜落。チャップマン軍曹は致命傷を負いながらも激しい銃火のなかで敵ふたりを倒し、23人の仲間の命を救ったとして死後、アメリカ軍最高の名誉である名誉勲章を授与された。
映画では、チャップマン軍曹のストーリーと、彼が実際に名誉勲章に値する活躍をしたか否かを証明するため、真実を追って戦地へと調査に向かう米空軍の女性将校コーラ・アレクサンダーの旅路が並行して描かれるとのことだ。
交渉が成立すれば、原作本の映画化権を争奪戦の末に獲得した米ハイダウェイ・エンターテインメントがMGMと共同で映画を製作。ジョナサン・グレイ(「チェリー」「マイル22」)とクリスティ・グリシャム、ギレンホール主演作「ナイトクローラー」で製作を務めたマシュー・ローズがプロデュース、チャップマン役で主演を務めるギレンホールが製作総指揮にあたる。
ハイダウェイは、「サバイバー 宿命の大統領」などの米人気ドラマを手がけたマイケル・ラッセル・ガンに脚本の執筆を依頼すると同時に、現在、ヒロイン役を演じる女優を探しているという。
近年はプロデューサーとしても活躍するギレンホールは、アントワン・フークア監督と「サウスポー」以来のタッグを組む新作スリラー「The Guilty(原題)」、ノルウェー人作家ジョー・ネスボのベストセラー小説「ザ・サン 罪の息子」をドゥニ・ビルヌーブ監督のメガホンでドラマ化する米HBOの新シリーズ「The Son(原題)」といった注目の主演作が公開・配信を控えている。現在はマイケル・ベイ監督のアクション大作「Ambulance(原題)」の撮影に臨んでいる。
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