ミラ・ジョボビッチ「モンスターハンター」でタッグを組んだ山崎紘菜とリモートハグ!
2021年3月4日 18:33

2004年に第1作目が発売されて以来、シリーズ累計6500万本の売り上げを誇る大人気ゲームソフトシリーズをハリウッドで実写映画化した「モンスターハンター」のジャパンプレミアトークショーが3月4日、東京国際フォーラムで開催され、吹き替え版の声優を務めた本田貴子、松坂桃李、本編に出演した山崎紘菜が出席。主演のミラ・ジョボビッチ、ポール・W・S・アンダーソン監督がオンラインで参加した。
ジョボビッチの吹き替えで有名な本田は主人公アルテミス(ジョボビッチ)、日頃から“モンハン愛”を爆発させている松坂はアルテミスの相棒・ハンター(トニー・ジャー)の声を担当。本田は「あまり女優さんの声を意識してしまうと、できない役も出てきてしまうので、(ジョボビッチを演じるというより)『モンスターハンター』のアルテミスをやるんだという気持ちで臨みました」と吹き替え作品に挑む際に心がけていることを述べる。

“モンハン語”という架空の言語を話す役柄に挑んだ松坂は「はっきりとした言葉がなく、非常に大変でした」と苦笑い。だが、大好きな“モンハン”の世界を圧倒的な映像で堪能できたようで「アフレコしながら楽しんでいる自分がいました」と振り返っていた。

一方、演者として作品に参加した山崎は、本作でハリウッドデビュー。ゲームのなかでナビゲート役として登場する“受付嬢”に扮している。「世界のトップレベルの現場で撮影に参加させていただいたことが、自分にとって大きな宝物になりました。日本とはまったく違う現場になるのかなと身構えていたのですが、演じることは世界共通なんだなと学ぶことができました」と大きな気づきがあったという。
そんな山崎の発言に松坂は「とてもキュートで素敵でした。自分もあの世界に入ってみたい」とハリウッドの地に思いを馳せる。山崎は「ミラさんは現場でもすごくタフ。毎朝セットに入ってくると、ランニングしてからメイク室に入るんです。彼女の追いこみ具合や気持ちの強さは素晴らしかった」と懐かしそうに語っていた。

イベント後半には、ジョボビッチとアンダーソン監督夫婦がオンラインでトークイベントに参加。スクリーンに映し出されたジョボビッチは「日本に行けなかったのが、とても残念です。この15年くらいは、日本に行くことが人生のハイライト、最高の瞬間になっていました」と嘆くと、現場を共にした山崎に「会いたいわ。2年前に撮影したときは、ハグができないなんて想像できなかった。バーチャルでどう?」とコメント。リモート越しにハグを求め、山崎を喜ばせていた。
アンダーソン監督も「10年前に日本に行ったとき、このゲームが大好きになりました。それから長い年月をかけて映画が完成し、日本の皆さんに観てもらえる日が来たのがとても嬉しいし、どんな感想を持ってもらえるのか楽しみです」と笑顔を見せると、本田や松坂の吹き替え版の出来にも太鼓判を押していた。
本作は、ジョボビッチとジャーのエキサイティングなバトルシーンが見どころのひとつ。ジョボビッチは「何度もリハーサルを重ねてやったシーン。アクションジャンルのなかで王様のような存在のトニーと一緒にアクションができたことは、とても光栄でした」と撮影を振り返り「トニーの声を担当した松坂さんからも感情が伝わってきました」と称賛していた。
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