「BLUE ブルー」くそったれな青春を映す予告完成! 松山ケンイチらの激闘を竹原ピストルの歌声が彩る
2021年2月2日 07:00

「ヒメアノ~ル」「犬猿」の吉田恵輔(吉はつちよしが正式表記)が監督、脚本を務めた完全オリジナル作品「BLUE ブルー」の公開日が、4月9日に決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が披露され、ミュージシャンで俳優の竹原ピストルの書き下ろし楽曲「きーぷ、うぉーきんぐ!!」が主題歌に起用されたことがわかった。
本作は、松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大らが共演し、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生きざまを描いた作品。吉田監督が30年以上続けてきたボクシングを題材に、自ら脚本を書き上げており「流した涙や汗、すべての報われなかった努力に花束を渡したい気持ちで作った」と語っている。

主人公は、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きのボクサー・瓜田信人(松山)。同じジムに所属するのは、抜群の才能とセンスを持ち、チャンピオン目前の後輩・小川一樹(東出)と、好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎剛(柄本)。彼らの挑戦を見守るヒロインは、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の天野千佳(木村)。平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋、4人それぞれが複雑な想いを抱えながら、ストーリーが紡がれていく。
ポスターに写し出された瓜田の力強い視線からは、負けてもなお夢を追い続けるひたむきさが伝わってくる。また「くそったれな青春」というキャッチコピーが、報われないと分かっていても、恋やボクシングを諦められない、彼らの葛藤に溢れた青春の日々を感じさせる。

予告は、瓜田が千佳の手に、優しくバンテージを巻くシーンからスタート。瓜田がボクシング始めたきっかけは、千佳の一言。後輩の小川は瓜田の誘いでボクシングをはじめ、今では千佳とも恋人の間柄。「ボクシングを始めたこと後悔してる?」と千佳に聞かれ、試合にも恋にも勝てない瓜田が「後悔してないよ…でも」と言葉をにごす姿が切ない。派手にリングに倒れ込む瓜田、力強く相手にパンチをきめる小川の対比が痛々しい。

そんななか、タイトルに王手をかける小川が、脳の病に襲われ引退を迫られる。瓜田は、教え子の楢崎に「毎回負けている人にアドバイスされたくない」と反発され、小川からは「次の試合に勝ったら千佳と結婚しようと思う」と告げられる。運命に翻ろうされる小川と、少しずつ自分の世界が歪み始める瓜田の姿に「時に人生は残酷だ」という言葉が重なっていく。後半は、望みどおりにいかなくとも、前へ進んでいく瓜田たちの姿を活写。挑戦者への応援歌として、明るくエネルギッシュな「きーぷ、うぉーきんぐ!!」が物語を彩っている。
「BLUE ブルー」は、4月9日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
(C)2021「BLUE ブルー」製作委員会
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