カンヌ出品で話題を呼んだ「とてつもなく大きな」劇場公開! 川添彩監督の特集上映が決定
2021年1月29日 18:00

第73回カンヌ国際映画祭批評家週間短編部門に正式出品された川添彩監督作「とてつもなく大きな」が、4月24日からシアター・イメージフォーラムにて、2週間限定ロードショーを行うことが決定。また、劇場初公開となる短編、中編も披露され、貴重な特集上映となることがわかった。
川添監督は、太陽や月、海、森などの自然、そして音から湧き上がる大量のイメージを重ねていくことで物語を形成していく構成術や、デジタルとフィルムを混合させる独特の手法が人々の目を引き、今まで数々の映画祭へ出品を重ねてきた。最新作の短編「とてつもなく大きな」は、エイコがある大きな音を耳にしたことをきっかけに、自分のものか他者のものか、はたまた夢か現実かさえも分からないイメージの中を漂っていく物語だ。

同作は、フランソワ・オゾンやギャスパー・ノエら、最前線で映画を作り続ける監督を多く輩出してきたカンヌ国際映画祭批評家週間に「唯一の日本人監督作品」として選出された作品。「質感を重視した演出が、見事な繊細さと豊かさを表現している」(MUBI)、「大きく、青く、美しい画面に引き込まれる。この世界に飛び込みたいと思った」(CLOSE-UP CULTURE)など高評価を集めている。



今回の特集上映では、第26回イメージフォーラム・フェスティバル ジャパン・トゥモロウ部門で大賞(グランプリ)を受賞した「きりはじめて、はなをむすぶ。」(2012)をはじめ、国内外の映画祭で注目を集めた「ぞうが死んだ」(12)、「姉と弟 こどもと大人(とそうでないひと)」(14)をラインナップ。懐かしさ、不安、心地よさ――言語化することが極めて難しい心や記憶の曖昧な感覚、照りつける日差しの暑さ、薄暗い廃墟のじめっとした空気までもを丁寧に映し出し、観るものすべてに大きなざわめきを残す作品群となっている。
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