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「息子を殺したのは、私ですか?」 菅野美穂&高畑充希&尾野真千子「明日の食卓」特報&ビジュアル完成

2021年1月27日 07:00

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母親たちの多面性がのぞくティザービジュアル
母親たちの多面性がのぞくティザービジュアル
(C)2021「明日の食卓」製作委員会

女優の菅野美穂が10年ぶりに映画主演を務め、高畑充希尾野真千子が共演する「明日の食卓」の特報とティザービジュアル3点が初披露された。“石橋ユウ”という名の小学5年生の息子を育てる、住む場所も環境も全く異なる母親を演じた3人。ビジュアルには「息子を殺したのは、私ですか――?」というコピーが添えられ、母親たちの多面性を表現しているかのような不穏な仕上がりとなった。

画像2(C)2021「明日の食卓」製作委員会

瀬々敬久監督(「楽園」「」)が、椰月美智子氏の同名小説(角川文庫刊)を映画化し、子を持つ親が直面する社会問題を描く本作。「ジーン・ワルツ」(2011)以来の映画主演を果たす菅野は、やんちゃ盛りの息子ふたりを育て、仕事復帰を目指すフリーライターの留美子に扮した。高畑は若くして出産し、非正規の仕事を掛け持つシングルマザー・加奈役。尾野は、年下の夫と優等生の息子に囲まれ、何不自由ない暮らしを送っているように見えるあすみ役を担った。それぞれが息子ユウとともに、忙しくも幸せな日々を過ごしているが、些細なことがきっかけで、それぞれの生活が崩れていく。

画像3(C)2021「明日の食卓」製作委員会

特報の冒頭では、母親たちが子育てをするさまを生き生きと活写。しかし、ひとりのユウが母親に殺される事件が発生し、事態は一変する。前半とは全く異なる表情をのぞかせる母親たち、「全部全部全部全部ゲームなんだよ!」「自分たちのためだ。ずるいよ、ごまかすな!」と言葉を放つ子どもたち、鬼気迫る表情で絶叫する留美子など、意味深な要素が映し出されている。

明日の食卓」は、2021年春に全国公開。

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