富司純子&シム・ウンギョン&鈴木京香が3世代で談笑 「椿の庭」予告完成&4月9日公開
2021年1月8日 08:00
富司純子とシム・ウンギョンがダブル主演を務め、写真界の巨匠・上田義彦が初めてメガホンをとった「椿の庭」の予告編がお披露目された。映像では、椿が咲き誇る一軒の家を舞台に、庭に咲く色とりどりの草花に季節を感じ、日々を慈しみながら生きる絹子(富司)と、絹子の娘の忘れ形見である孫娘・渚(シム)をみずみずしく活写。さらに、公開日は4月9日に決定した。
ロシアの第42回モスクワ国際映画祭に正式出品され、韓国の第2回江陵国際映画祭のオープニング作品に選ばれた本作。2007年に紫綬褒章、16年の春の叙勲では旭日小綬章を受章した富司、「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いたシムが共演するほか、鈴木京香、チャン・チェン、田辺誠一、清水紘治らが顔をそろえた。サントリー、資生堂、TOYOTAなどの広告写真を手掛けてきた上田監督が脚本、撮影、編集も担い、構想15年をかけて完成させた。
予告編では、年代ものの手入れが行き届いた家で、慎ましくも穏やかな生活を送る絹子と渚が、食卓を囲むシーンでスタート。時に絹子の娘・陶子(鈴木)が遊びに来て、3世代で仲良く語り合う様子も映し出される。やがて、家を手放す決断を迫られ、「もし私がこの家から離れてしまったら、ここであった家族の記憶や、そういうもの全て、思い出せなくなってしまうのかしら」と不安を吐露する絹子。亡き母を思い「お母さん、最後に日本語で『ごめんなさい』って言ったの。だから私、ここにいるの」と思いを馳せる渚。家族それぞれの思いや深い愛情が、静かに交錯するさまが切り取られている。
本作は、俳優陣がまとう劇中の衣装も見どころのひとつ。富司は全編にわたり、自身の所有する着物を着用している。そして「新聞記者」でのスーツ姿など、スタイリッシュな装いが印象的なシムは、スカートやブラウスに身を包み、可憐さが際立つスタイルを見せる。
「椿の庭」は、4月9日から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。
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