T・スウィントン、B・ウィショー演じる“愛すべき変わり者”たちが集結 デブ・パテル主演作、新場面写真
2020年12月30日 15:00

デブ・パテルが主演し、英作家チャールズ・ディケンズの半自伝的小説を映画化する「どん底作家の人生に幸あれ!」の新場面写真12点が、このほどお披露目された。ティルダ・スウィントンやベン・ウィショーら名優たちが演じた“愛すべき変わり者”たちの姿が、コミカルに切り取られている。
「スターリンの葬送狂騒曲」を手掛けたアーマンド・イアヌッチ監督がメガホンをとり、既に6度も映像化されているディケンズの名作「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化。原作のユーモラスな魅力に光を当て、笑って泣けるエンタテインメントに生まれ変わらせた。
少年の頃から周囲の変わり者たちのことを書き留めては、空想して遊んでいたデイヴィッド。優しい母と家政婦とともに幸せに暮らしていたが、暴力的な継父が現れ、都会の工場へ売り飛ばされて強制労働をさせられる羽目に……。そんなどん底の日々の中でもたくましく成長した彼は、母の死をきっかけに工場から脱走。たったひとりの肉親である裕福な伯母の助けで、上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、おかしな“作り話”を同級生に披露して人気者になる。さらに令嬢ドーラと恋に落ち、法律事務所で働き始め順風満帆な人生を手に入れたかと思った矢先、ある出来事によって、数奇な運命へと巻き込まれていく。
(C)2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation場面写真には、「なるべく多彩なキャストにしたかったんだ」というイアヌッチ監督の言葉通り、国際色豊かな面々を活写。最初に、インド系の両親のもとロンドンに生まれ、「LION ライオン 25年目のただいま」で第89回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたパテルに、主役をオファーしたという。イアヌッチ監督は、「デブ以外考えられなかった。彼には真っ先にこの映画の話をしたんだ。役を受け入れてくれて、本当に安心したよ。他の選択肢などなかったからね!」と振り返る。
さらに、イアヌッチ監督は「スターリンの葬送狂騒曲」のキャスティングディレクターとともに、主人公を取り巻く個性的な登場人物たちに扮する俳優陣を探していった。そして、スウィントンが裕福で気性が激しいが、路頭に迷ったデイヴィッドを支える伯母役、ウィショーが爬虫類のようにデイヴィッドに付きまとう奇妙な世話係ユライア・ヒープ役に決定。ヒュー・ローリーが伯母の同居人であるミスター・ディック、ピーター・キャパルディが下宿先の主人ミスター・ミコーバーを演じるほか、アナイリン・バーナード、ベネディクト・ウォンらが顔をそろえた。
(C)2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation豪華キャストに関して、パテルは「ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショーが醸し出す空気感を、僕、つまりデイヴィッドが観察しているって感じ。見事なキャストに支えられてます。最高ですよ!」と喜びを明かした。
「どん底作家の人生に幸あれ!」は、2021年1月22日から東京のTOHOシネマズ シャンテ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
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