国際色豊かな群像劇 どうやってバランスをとった? 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」監督インタビュー
2020年12月22日 10:00

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」(公開中)で監督・脚本・製作総指揮を務めたロネ・シェルフィグのインタビュー映像が、公式YouTube(https://youtu.be/B2GWlj-npk8)で披露された。「17歳の肖像」「ワン・デイ 23年のラブストーリー」などで知られるシェルフィグ監督が、国際色豊かなキャストたちと共に臨んだ撮影を振り返っている。
舞台となるのは、ニューヨークのマンハッタンで、創立100年を超える伝統を誇るロシア料理店ウィンター・パレス。ある事情を抱え、無一文で2人の子どもを連れて逃げてきたクララが、ウィンター・パレスで見知らぬ人々と出会い、新たに人生をスタートする姿を描く。
大勢の登場人物が織りなす群像劇である本作。「ルビー・スパークス」のゾーイ・カザン、フランスで人気を集めるタハール・ラヒムなど、国際色豊かなキャストが集まり、シェルフィグ監督は「私が出演を望んだ俳優たちは、すでに別の監督の作品で多才であることを証明してた。みんな、さまざまな役柄を演じてきた人たち。だから分かっていた。どんな素材にも対応してくれるってね」と撮影前から信頼を寄せていたことを明かす。
「もちろん、けしかけた部分もある。とにかくリハーサルの時間もほぼ取れない中で、全体の色調や進行速度をみんなにどうにか伝達した。群像劇だから一緒に撮影しない人も多い。それでも1つのグループ意識が必要。彼らは有機的な統一性をしっかり持ってくれた。それができたのは、彼らの信頼のおかげだと思う。そして彼らの創造性とセンスね」と話している。
インタビュー映像ではそのほか、料理店のオーナーを演じたビル・ナイへの絶賛や、脚本について語っている。
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