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想田和弘、深田晃司、濱口竜介ら講師とミニシアターの存在意義を考える連続講座「現代アートハウス入門」開催

2020年12月20日 09:00

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豪華講師陣とともに日本のアートハウスの存在意義を考える
豪華講師陣とともに日本のアートハウスの存在意義を考える
(c)2020AHG

“ミニシアター”という呼称で親しまれ 、1970年代から世界中の良質な作品を観客に届けてきた日本のアートハウスの存在意義をともに考え、共有するための連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」が、1月30日から開催される。

アートハウスの歴史を彩ってきた傑作 を「ネオクラシック(新しい古典)」 と呼び、東京・ユーロスペースなど全国18の映画館で、7夜連続日替わりで同時刻に上映。2000年以降にデビューした気鋭の映画作家を講師に迎え、レクチャーまたは専門領域の異なるゲストとのトーク形式で上映作品の魅力を紹介する。

第1弾の作品ラインアップは「チチカット・フォーリーズ」(フレデリック・ワイズマン監督)、「ミツバチのささやき」(ビクトル・エリセ監督)、「トラス・オス・モンテス」(アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ監督)、「山の焚火」(フレディ・M・ムーラー監督)、「動くな、死ね、甦れ!」(ヴィターリー・カネフスキー監督)、「阿賀に生きる」(佐藤真監督)。講師は小田香小森はるか想田和弘濱口竜介深田晃司三宅唱山下敦弘横浜聡子

講座の模様はライブ中継で開催劇場のスクリーンに投影され、全国の観客から質問を受け付け、これからのアートハウスが果たすべき役割と可能性についての知見を交換する。2021年1月30日~2月5日連日午後7時スタート。料金は1プログラムあたり、30歳以下1200円、31歳以上は1800円。

▽上映劇場は以下の通り
東京都 ユーロスペース
神奈川県 シネマ ジャック&ベティ
群馬県 シネマテーク高崎
宮城県 フォーラム仙台
愛知県 名古屋シネマテーク
長野県 長野松竹相生座・長野ロキシー
新潟県 新潟・市民映画館シネ・ウインド
石川県 シネモンド
大阪府 第七藝術劇場
大阪府 シネ・ヌーヴォ
京都府 京都シネマ
兵庫県 元町映画館
広島県 横川シネマ
愛媛県 シネマルナティック
福岡県 KBCシネマ1・2
大分県 シネマ5
熊本県 Denkikan
沖縄県 桜坂劇場
▽参加監督コメント
二十歳を過ぎてはじめてシネコン以外で映画を観た。大丈夫、世界にはまだ余白があった。このだるさからいつか抜け出し、もう少し遠くまで歩けるかもしれないと、スクリーンを見つめながら思った。
――小田香(映画作家)
何をどう撮ればいいのかわからなくなったとき、20年前につくられた一本の映画と出会い、背中を押されました。何年経っても現在を映し出す作品たちが、きっとこれから出会う人たちの未来を切り開いてくれるのだろうと思います。
――小森はるか(映像作家)
映画館の暗闇を一歩出たときに、世界の見え方が一変してしまう。アートハウスで、そういう体験を何度もしてきた。僕が映画作りで目指すのも、観客にそういう体験をしてもらうことである。
――想田和弘(映画作家)
映画館でのみ感知することができるような、映画の「ささやき」があります。それを殊更聞こえやすくすることはできませんが、一緒に耳を傾けようと誘うように話したいなと思ってます。
――濱口竜介(映画監督)
学生時代、これと決めた特集上映に日参してはその晩、映画日記をつけたり、友人と朝まで長話をした。そうやって何度も反芻したあの場面やあのカットに今でもふと救われたり、悩まされている。
――三宅唱(映画監督)
いい映画をみた時、衝撃や刺激を受けるというより、息をするのが、生きるのがほんの少し楽になるという表し方が自分にとってはふさわしい。それは既にある理解や感覚を超えた世界をみせられたことに不安になるからではなく安堵するからに他ならない。
――横浜聡子(映画監督)

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