男性であることを隠し、ミス・フランスを目指す! 「MISS」21年2月公開
2020年12月17日 12:00
男性であることを隠し、ミスコンに挑む主人公を描いた「Miss(原題)」が、「MISS ミス・フランスになりたい!」の邦題で、2021年2月下旬に公開されることがわかった。ドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」「エミリー、パリへ行く」に出演したフランスのモデル、アレクサンドル・ベテールが、映画初主演を飾った。
9歳の美少年アレックス(ベテール)の将来の夢は、ミス・フランスになること。しかし、自分を愛してくれていた両親を事故で失ってから、24歳になってもなお、自分を取り戻せずにいた。ある日、大好きだった幼なじみ・エリアスと偶然再会。彼が努力の末に幼い頃からの夢を叶えたことを知り、アレックスは忘れかけていた夢と再び向き合うことを決意する。下宿先の家主で、母のような存在のヨランダ、心優しいドラァグクイーンのローラに支えられながら、男性であることを隠したまま、過酷なミスコンの審査を突破していく。
監督・原案を担当したのは、テレビドラマを中心に多くの作品を手掛けてきたルーベン・アウベス。米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で88%(12月16日時点)のハイスコアを記録したコメディ「The Gilded Cage(英題)」(2013)に続き、劇場公開された長編映画としては、本作が2作目となる。また俳優としても「イヴ・サンローラン」(14)や「あしたは最高のはじまり」(17)に出演しており、幅広いフィールドで活躍している。
あわせて、場面写真2点もお披露目。華やかなものからチャーミングなものまで、様々な衣装を身にまとい、美しく輝くアレックスが切り取られている。
「MISS ミス・フランスになりたい!」は、21年2月下旬に東京・シネスイッチ銀座ほか全国公開。