岡田将生&志尊淳は相思相愛のバディ!「熱量がある俳優さん」「人として大好き」
2020年12月16日 14:00
ヤマシタトモコ氏の人気コミックを実写映画化した「さんかく窓の外側は夜」の完成披露試写会が12月15日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、森ガキ侑大監督が登壇。ステージには、光る巨大な“さんかく窓”のパネルが出現。左右に開いたパネルの中央から、岡田らが華々しく登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。
本作は、“霊を祓うことができる”冷川(岡田)と、“霊を視ることができる”三角(志尊)がコンビを組み、怪奇事件を解決していくホラー・ミステリー。ストーリーの鍵を握る謎の女子高生・非浦英莉可を平手、冷川・三角とともに事件の謎を追う刑事・半澤日路輝を滝藤が演じている。
滝藤は、志尊の演技について「監督から、ここで涙が欲しいという要求があった時に、戸惑いながらも本番一発で涙を流されて。あれはすごいなと思いました」と述懐。続けて、森ガキ監督も「大変なシチュエーションだったのに、集中力がある」と絶賛する。志尊は謙遜しつつも「三角が気絶をしてしまって、ここはどこ? っていう状況のときに、気絶する前の記憶が蘇って涙を流す、というシーンでした。お芝居をしやすい環境づくりをしていただいたので、本当にありがたかったです」と語っていた。
心霊探偵バディを組んだ岡田と志尊は、互いの印象について「志尊君は、まだ20代なのに、しっかりしていて熱量がある俳優さん。今回一緒に仕事ができてよかったです」(岡田)、「まーくん(岡田)は大らかで優しくて、天真爛漫なんだけど、その奥に熱い芯を感じるんですよね。そんな人として大好きな、まーくんとバディ役ができてよかった」(志尊)と回答。相思相愛ぶりを見せつけていた。
志尊は池に落ちるシーンを振り返り「撮影用の大きいプールで霊に足を引っ張られるシーンで、地上の明るさがわからないほど深かった。1日かけて撮影したのに、完成した映画を観たら、ほぼカットされていて、監督怖いって思いました(笑)」と暴露。岡田からも「冷川と三角が手を繋ぐシーンも苦労して撮影したのに、あれもカットされてた!」と指摘されると、森ガキ監督は「良い作品を作るために、ね」と苦笑いを浮かべていた。
また、平手は“大きな音が苦手”と告白。岡田と志尊から「どういうシチュエーションの時の大きい音が怖いの!?」とツッコまれると「特効とか、花火とかちょっと怖いですね…」と切り返した平手。まるで兄妹のような仲の良いやり取りを繰り広げていた。
森ガキ監督は実生活でも“怖い体験”をしたそうだ。「今までお化けを信じていなかったんですけど、最近知り合いに僕の周りにお化けが列を成していますと言われました。大きい声を出すといなくなるということだったので、車の中で1人大声を出していたら、通りかかった人にびっくりされました(笑)」と驚きのエピソードを打ち明けていた。
「さんかく窓の外側は夜」は、2021年1月22日から全国公開。
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